ニュース&コラム | 2020-01-14

LIMEが12都市から撤退とスクーターに関する事情

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crunchbase news

Sophia Kunthara,Natasha Mascarenhas ,January 9, 2020

今週ハイテク企業の解雇が続いている状況の中、スクーターのスタートアップLimeは収益性に焦点を当てて活動をするために12都市の市場をから撤退すると発表した。

Axiosによると、撤退に関するニュースは、Limeが7億ドル以上の資金を調達し、急速に拡大した後に発表された。また、同社は12都市の市場から撤退して収益性を高めるため、従業員の約14%、つまり約100人程度を解雇するとAxiosは報じている。

LimeのWebサイトによると、CEOの Brad Bao氏は、同社がいずれも米国の都市であるが、アトランタ、フェニックス、サンアントニオ、およびサンディエゴでの事業を終了すると述べている。また、世界的には、オーストリアのリンツ、ボゴタ、ブエノスアイレス、プエルトバジャルタ、モンテビデオ、リマ、サンパウロ、リオデジャネイロで事業を終了する予定だ。

Limeは、Andreessen HorowitzやGVなどを含むVCから合計7億6500万ドルの資金調達を行った。 2019年2月にはシリーズDで3億1,000万ドルを調達していた。

「都市のモビリティに変革を起こすというビジョンを実現するためには、経済的に自立することが必要不可欠だと考えています。だからこそ、私たちは収益性に最も焦点を当てて事業を展開することにしました。」とバオは述べている。 「当社の120都市以上の市場の大半ではマイクロモビリティが浸透し利益を上げていますが、いくつかの市場では、マイクロモビリティがゆっくりと浸透するところもあります。」

スクーターのスタートアップは、約2年前に登場。Limeは当初、SkipやBirdなどと競合していた。当初から、この事業を開始すること(およびそれらの行く手を阻む非常に多くの妨害)は、不安定なスタートを切ることになった。規制や多額の経費、さらには天候に左右されるこの事業は、スクーターのスタートアップはいくつかの市場から撤退する日を迎えた。

12月、ユニコーンとなったスタートアップのスクーターは破綻し、顧客に返金することなく事業を停止した(そして彼らが提供を約束していたスクーターも)。その後、スクーターのスタートアップBirdが同業他社のScootを買収してから数か月後、Birdは元Scootの従業員を20人程度解雇した。 また、同社は1年以内に再度解雇を行うとし、特に技術系の社員に影響が及びそうだ。