ニュース&コラム | 2021-04-20

Corvus Insuranceが、サイバー攻撃の増加に伴い$100Mを調達

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Chris Metinko March 10, 2021

ボストンを拠点とするCorvus Insuranceは、7億5,000万ドルの評価額で1億ドルのシリーズCを終了しました。サイバー攻撃や企業のデジタル化の急増が、サイバー保険の成長を後押ししています。。

創業者兼CEOのPhil Edmundson氏は、「この市場は急成長しており、サイバー犯罪者の成功によって悪化しています」と述べています。

Corvusが独自に開発したプラットフォームは、データと機械学習を利用しており、1分から5分で企業のITやソフトウェアの分析を行うことができるとEdmundson氏は述べています。分析後、Corvusはその企業が適格であるかどうかを評価し、スコアリングし、保険料を設定すると付け加えました。同社の平均的な保険金額は年間9,000ドルです。同社の主要なサイバー保険である「スマート」は、年間売上高が20億ドル以下の企業を対象としており、サイバーリスクのいくつかの分野をカバーする最大1,000万ドルの限度額が設定されています。

サイバー攻撃の増加に加えて、企業がIT構造を見直したり、パンデミックの影響で従業員が自宅で仕事をするようになったことで、Corvusは昨年の総収入保険料を250%増加させ、1月には年間保険料1億2,000万ドルを達成しました。

保険市場

サイバー保険は比較的新しい保険ですが、Edmundson氏は、Liberty Mutual InsuranceやAIGなどの典型的な民間保険会社を競合相手と見ていると言います。

今回のラウンドを主導したInsight PartnersのプリンシパルであるDavid Spiro氏は、サイバー保険市場は多くの分野とは異なり、歴史がないため、レガシー保険会社が市場で大きなアドバンテージを持っていないと述べています。そして、AIや機械学習をアンダーライティングに導入するCorvusの能力が、同社の優位性につながると付け加えました。

「我々は時代遅れの商業市場を攻撃しています」と述べました。

高まる投資家の関心

2017年に設立された140人規模の同社は、これまでに1億4,700万ドルを調達しました。Insight以外にも、同社のこれまでの投資家であるBain Capital Ventures、Hudson Structured Capital Management、MTech Capital、Obvious Ventures、.406 Ventures、Telstra Venturesのすべてが、今回の新規ラウンドに参加しました。

サイバー保険市場は、徐々に成長し続けています。昨年、保険大手のMunich Reは、世界のサイバー保険市場は70億ドル以上の規模になる可能性があり、そのうち米国だけで53億ドルの市場規模があると推定しています。また、2025年には世界市場が200億ドル以上に達すると予想しています。

投資家も注目しているようです。Corvusが昨年1月に行った3,200万ドルのシリーズB以外にも、米国のサイバー保険およびリスク市場では昨年、いくつかの企業が資金調達を行っています。

サンフランシスコを拠点とするAt-Bayは昨年12月、シリーズBの終了から9カ月後に3,400万ドルのシリーズCをクローズし、2020年に調達した資金の総額は7,400万ドルに達しました。また、サンフランシスコを拠点とするCoalitionは、この分野で最大のプレーヤーと考えられており、5月に9,000万ドルを調達しました。

crunchbase news

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