ニュース&コラム | 2020-01-14

住宅売買スタートアップのRoofstockとOrchardの両社の資金調達額の合計は8,600万ドルに

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Mary Ann Azevedo, January 8, 2020

新しい年が始まり、すでに、不動産業界のスタートアップはVCからの資金を集めている。家を買うという行為は、何処の国の人でも直ぐに需要がなくなってしまう可能性が低いため、驚くことではない。

すでに今週、2つの住宅購入プラットフォームが大きなラウンドを発表した。賃貸住宅への投資を促進するオークランドに拠点を置くRoofstockは、SVBキャピタルがリードしシリーズDラウンドで5,000万ドルを調達した。また、ニューヨークを拠点とするOrchard(旧Perch)は、住宅を売買するプラットフォームで、Navitas CapitalがリードしシリーズBラウンドで3,600万ドルを調達した。

Roofstockの最新ラウンドでは、Crunchbaseのデータによると、2015年の開始以来、総額1億2,530万ドルを調達した。 加えて、Lightspeed Venture Partners、Khosla Ventures、Citi Ventures、Bain Capital Ventures、Canvas Venturesなど、多くのVCが最新ラウンドに参加した。

TechCrunchによると、Roofstockは「買い手と売り手が賃貸住宅を売買するオンライン市場を提供している。テナントは居住中であることもあるが、テナントの所在地は米国内70都市の市場に及ぶ」としている。

一方、FirstMark、Juxtapose、AccompliceもOrchardの資金調達に参加した。このラウンドでは、2017年9月に創業以来、同社は総額6,600万ドルを調達している。また、Orchardは、総額2億2,000万ドルの借り入れを行っている。

Orchardは、「前年比10倍の収益成長率」を達成し、現在150人以上の従業員がいるとコメントを発表している。

同社は、現在所有している住宅を売ってしまう前に、売買に必要な現金を融資することで、住宅の購入を手助けしていると述べている。ただし、念のために記しておくが、こういった融資を行っているのは同社だけではない。昨年7月、オースティンに本拠を置くHomewardを取り上げたが、同社も、住宅購入を希望する顧客に融資を行っている。

最近、不動産業界で資金調達をした別の会社にはDivvy Homesがあり、9月にシリーズBラウンドで4,300万ドルの調達を発表し、同社のミッションである「賃貸住宅ではなく持ち家を所有することを手助けする」ことを継続していくとしている。

一般的に、2019年にKnockやCompassなどが大型の資金調達を行ったように、今後もこの業界に注目をしていく。2019年7月には、Fifth Wall Venturesが2号ファンドで約5億円の資金調達を行い、不動産テックカンパニーに集中して投資をしていくことを報じたことも記憶に新しい。

出典:crunchbase news