ニュース&コラム | 2020-02-04

The Guildが新しい短期旅行滞在オプションのために2,500万ドルを調達

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Mary Ann Azevedo, January 6, 2020

Airbnbとホテルのギャップを埋めることを目的とした、オースティンに拠点を置くホスピタリティスタートアップであるThe Guildは、シリーズBで2,500万ドルを調達した。

不動産会社RXR Realty、Corigin、Nicol Investment Groupに加えて、伝統的なVCであるMaveron、Convivialite Ventures、ATX Venture Partnersが本ラウンドに参加しました。今回の資金調達により、2018年10月の850万ドルのシリーズAに続き、The Guildの調達資金総額は3,150万ドルになる。

ブティックホテルの開発者であるブライアンキャリコとテクノロジーマーケットプレイスの創設者であるクリスハーンドンは、2016年にThe Guildを設立。この2人は以前は「旅の戦士」と呼ばれるほど多く旅をしたことで知られている。 The Guildを設立した目的は、ビジネス旅行者に快適で一貫した滞在場所を提供することだ。スイートルームが空いている場合、レジャー旅行者が利用出来るようにする。従来、アパートやオフィスのデベロッパーと提携してきたこのスタートアップは、フロア全体をテクノロジーをフル活用したうえでホテルのように改装し、ビジネスやレジャーを問わずに旅行者に提供する。

「私たちは建物の複数のフロアをホテルとして運営しています。」と、Herndon氏は言う。 「私たちは、Airbnbを通じて得られる広い部屋と空間、地元の雰囲気、経験を提供すると同時に、伝統的なホテルのアメニティとサービスも提供します。」

現在、The Guild社はダラス、オースティン、マイアミ、シンシナティ、ナッシュビル、デンバーの6つの都市にある15の施設にある565部屋を運営している。他に235部屋は改装中で、今年の前半にはオンラインでの予約が可能になる。昨年は81%の客室稼働率を達成。その予約の一部は、Amazon、Google、Silicon Labsなどの企業との提携に基づいている。

現在社員が170名のこの企業は、新たに調達した資金を活用して、今後24か月間で6つの新しい市場に参入し、ゲストの滞在をより「パーソナライズ」された時間に出来るようプラットフォームの改善に投資し続ける予定だとしている。

The Guild社は、「他の野心的なスタートアップとは異なる」とし、「他社のように、海外進出を含む事業拡大と同時に、如何なる犠牲を払っても企業の成長を目指すことで、9桁の資金調達と高い企業価値評価を得る」ことは目指していないとしている。

その代わりに、The Guild社は、特にビジネス旅行者のために、ゲスト体験を改善することに焦点を当てたより慎重な戦略を取る予定だとしている。各プロパティでは、それぞれでわずかながら異なるユニットエコノミクスを採用している。通常、スタートアップは明確な金融オプションがある場合にはマスターリース契約を喜んで行いますが、The Guild社は通常、プロパティマネージャーが資金提供または投資を行うアセットライト契約を好み採用しているという。そうすることで、プロパティマネージャーとThe Guild社間で資本提携が可能となり、スタートアップはより多くのリソースをゲストエクスペリエンスに集中出来るようになるとしている。

The Guild社は契約後、プロのインテリアデザイナーにより家具や装飾をカスタマイズを行う。

他の有名な競合には、昨年7月にシリーズDで2億1,000万ドルを調達しユニコーンステータスに達した短期レンタルプロバイダーSonder社や、昨年AirbnbがリードしシリーズBで1億6,000万ドルを調達したLyricが含まれる。

ギルドの投資家兼アドバイザーで、ホスピタリティのパイオニアであり、Joie de Vivreを設立し、後にAirbnbの戦略とホスピタリティのグローバルヘッドになったChip Conley氏は、このスタートアップは、他社のように拠点数を増やすことよりも、ゲストエクスペリエンスに重点を置くことを戦略に行い成功していると話している。

MaveronのパートナーであるJason Stofferは、The Guild社は「高い契約査定基準と運用力により、競合他社が如何なる犠牲を払っても常に企業の成長を目指している状況と比較しても、申し分なく完璧で強力なユニットエコノミクスと高い資本効率をもたらしている」と述べている。

出典:crunchbase news