ニュース&コラム | 2020-11-13

Nestléが宅食サービスを手がけるFreshly社 を9億5000万ドルで買収

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Sophia Kunthara October 30, 2020

食品大手Nestléは金曜日に、定額制の宅食サービス会社Freshlyを買収する計画を発表しました。

今回の取引では、ニューヨークに拠点を置くFreshly社が9億5,000万ドルと評価されているが、NestléはFreshlyの成長の成功に応じて、最大5億5,000万ドルを追加で支払うことになります。

バージニア州アーリントンに米国本社を置くNestléは、 キットカット、ハーゲンダッツ、チエリオスなどのブランドをポートフォリオに持つ、世界最大の食品および飲料会社として知られています。Freshlyは、シェフが調理した食事を顧客の自宅に配達してくれるサービスを毎週提供しており、簡単に健康的な食事ができる方法として、その名を知られています。CEOのMichaelWystrachによると、今年、Freshlyは企業が在宅勤務の従業員に食事を提供するためのB2Bサービスに進出し、サービスは急速に成長しており、このサービスは、コアとなる消費者向けビジネスよりもさらに急速に成長しているといいます。

NestléとFreshlyの提携は今回が初めてではありません。Nestléは2017年6月にFreshly の7700万ドルのシリーズCを主導し、同社の16%の株式を取得しました。
「ある程度、(買収の)話は2017年から始まっていた」とWystrachはCrunchbaseNewsのインタビューで語りました。「彼らは当初、完全な買収の話を持ちかけてきたが、私たちにとって適切ではないと言いました。」

2012年に設立されたFreshlyは、Wystrachが述べたように、Nestléとは結婚する前にデートする必要がありました。また、FreshlyはNestléの傘下に入ることなりますが、同社は現在と同様に独立して運営していくことになります。

「彼らが私たちにもたらしてくれるのは、あらゆる面でのサポートです」とWystrachは言いました。「Nestléは非常に興奮しており、健康のさまざまな側面に多くの投資を行っています。」

今後、Freshlyは、成長を加速し、より多様で迅速な配達を提供することに焦点を当てていきます。2019年から利益を上げている同社は、48州の顧客へ週に100万食以上を出荷しており、両社の声明によると、2020年の売上予測は、約4億3000万ドルとなっている。

NestléのCEOであるSteve Presley は声明の中で、「消費者はこれまでにないほど電子商取引や、自宅での食事を受け入れている」と述べました。「これはパンデミックによる進化ですが、長期的に定着しつつあります。 Freshlyは革新的で急成長しているフードテックの新興企業であり、それらをポートフォリオに加えることで、新しい生活様式による米国の食品市場の変化に対応し、Nestléのさらなる成長につながるでしょう。」

crunchbase news

Freshlyの詳細情報