Ride Healthが医療関連の搬送事業でシードラウンド$ 6.2Mを調達

2020-01-14

Natasha Mascarenhas, January 7, 2020

Ride Healthの創設者であるImran Cronkは、通院に関する負担を減らし通院しやすくすることで、恵まれない層が医療手当を受ける機会を逃さないようにしたいとしている。

約6年前、ノースカロライナ州の病院でボランティア活動を行っていたCronkは、真夜中頃に患者が退院するのを見かけた。Cronkは、その退院したばかりの患者が約9マイル離れた家に徒歩で帰宅しようとしていたことを思い出し、真夜中で公共の交通手段がない彼らには他の選択肢がなかったことから、Cronkが申し出て自宅まで送り届けることにした。

「その出来事は、患者やその家族が通院や帰宅時に生じる搬送の役割について考えるきっかけになりました。」とCronkは語った。 「この搬送事業は、全国にいる何百万人もの患者に貢献出来ます。」

そして、その24歳の起業家は、リアルタイムで搬送の調整を行うスタートアップであるRide Healthはシードラウンドで620万ドルを調達した。本ラウンドは、Activate Venture Partnersが主導した。 その他、Newark Venture Partners、Anthro Ventures、BioAdvance、Leading Edge Ventures、Startup Healthなども参加している。

Ride Healthは、医療保険と病院を搬送オプションにと連携させ、Uber(すでにパートナーシップ提携済み)や地域の家族経営で行っているような小さなタクシー会社を利用するとしている。 Cronk氏は、彼らを地域の交通ネットワークを管理するためのソフトウェアと見なし、搬送に関して改善すると話している。

「私たちは緊急時以外のみの患者の搬送を対象としていますが、将来的には緊急事態にも対応する可能性について否定しません。」とCronkは語った。

Ride Healthによると、推定360万人のアメリカ人が交通に関する問題で医療機関での受診が遅れたり受けられず、その市場は毎年約1500億ドルにも上る。その問題は、患者の搬送に関して、コーディネーションの欠如、言語の壁、そして病院と患者間でコーディネーション出来る搬送手段がないことから生じると話している。なぜそのようなことが起きるかと言えば、Uber、そしてその他の配車サービスを提供するスタートアップは協力関係なのか競合関係なのか?ということである。Cronk氏は、RideHealthが医療機関と搬送会社の連携という点において非常に核心的な問題に取り組み、その微妙なワークフローを支援していると述べた。

UberとLyftも、過去に医療機関の搬送に関して取り組んできた。たとえば、10月、UberはCerner Corp.との提携を発表し、これにより、介護者は患者の移動に関するスケジュールを調整することが出来るとした。Uber Healthは、医療提供者がさまざまな事情やバックグラウンドを抱えるの患者の移動をより容易に調整できるようにしている。 Lyftは、特定の州でメディケイドの受益者の移動を支援している。

しかし、Cronk氏は、いくつか検討するべき事項を次のように挙げている。

効果的な交通手段とは、「誰もがスマートフォンを持ち、配車サービスへのアクセスがある都市部に住み、補助なしで一人で歩くことができ、英語を話すことが出来ることを前提としない方法」で構築されるべきだとしている。言い換えると、Cronk氏は、特に医療分野に関しては、患者の移動は単にA地点からB地点へと場所を移動することだけでない、と考えている。

引用:crunchbase news