ニュース&コラム | 2020-09-08

【日本国内】未上場スタートアップの時価総額ランキングTop5

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【日本国内】未上場スタートアップ企業の時価総額ランキング

日本国内のスタートアップ企業を、未上場の企業に焦点を絞り、時価総額順に紹介していきます。

【日本国内の未上場上スタートアップ企業・時価総額ランキング】
5位 Liquid Global(11億4,201万$)
4位 TBM(11億5,057万$)
3位 Smart News(11億5,434万$)
2位 Clean Planet(12億2,614万$億$)
1位 Preferred Networks(33億2,135万$)

最先端のテクノロジーを最大限に活かすため、技術の研究・開発を進める企業や、世界的な環境問題の解決に力を入れる企業が、日本国内のスタートアップには多いです。

【日本国内の未上場スタートアップ5位】Liquid Global

Liquid Globalは、万全のセキュリティが施された、暗号資産・仮想通貨取引プラットフォームを提供する企業です。2014年に東京都で設立され、時価総額は11億5,057万$です。

Liquid Globalのプラットフォームは、暗号資産や仮想通貨取引の分野を専門に研究する独立機関「ICORating社」から、日本国内No1のセキュリティ評価を受けているので、安心して利用できます。また、2019年に行われた調査では、同種のプラットフォームの中で最も利用者数が多いという結果も出ています。

PCはもちろん、タブレットやスマートフォンで利用できる専用アプリケーションもリリース。相場の変動を好きなタイミングでチェックでき、仕事や移動の最中でも、チャンスを逃さず資産を運用することが可能です。

Liquid Globalは、取引所ごとに分断されることなく、利用者全員に快適な暗号資産や仮想通貨の取引を提供することをミッションとしています。取引初心者にとっても経験者にとっても、使いやすいように設計されたシステムと、万全のセキュリティにより、快適な取引を実現しました。

Liquid Global
主要拠点:東京都
設立:2014年
推定従業員数:101名
時価総額:11億4,201万$
Liquid Globalの詳細情報

【日本国内の未上場スタートアップ4位】TBM

TBMは、LIMEX(ライメックス)と呼ばれる新素材を開発する企業です。2011年に東京都で設立され、時価総額は11億5,057万$です。

TBMの開発するLIMEXは、炭酸カルシウムをはじめとする無機物を主として構成される複合素材であり、石灰石から作られます。LIMEXは、地球規模での資源問題を解決する新素材として、注目を集めています。

テクノロジーや文化の発展は、人類の進歩に大きく貢献しましたが、同時に多くの環境・資源問題をも引き起こしました。水や木、石油などの地球上のさまざまな資源は、今後50~100年程度で枯渇するといわれています。新しい資源の発見と環境の保護は、世界全体にとっての急務といえるでしょう。

TBMは、今まで見逃されてきた資源である石灰石に注目。石灰石を使って作られるLIMEXは、木も水も使うことなく紙になり、石油を使わずにプラスチックとなります。さらに、LIMEXは何度もリサイクルできる資源であり、枯渇の心配がありません。

2020年現在では、LIMEXは紙やプラスチックの原料として見られています。しかし、ほかの産業にも活用できる可能性を持つ資源であり、研究により、活用範囲の拡大が期待されています。

TBMのミッションは、地球の資源問題を解決するLIMEXの研究と技術輸出に力を入れ、国際的にスタンダードな資源とすることです。

TBM
主要拠点:東京都
設立:2011年
推定従業員数:11名
時価総額:11億5,057万$
TBMの詳細情報

【日本国内の未上場スタートアップ3位】Smart News

Smart Newsは、同名のアプリケーションにより、世界中のニュースを配信する企業です。2012年に東京都で設立され、時価総額は11億5,434万$です。

Smart Newsのアプリケーションは、「朝1分で世界のニュースをチェック」をスローガンに、ユーザーごとに最適化されたニュース・コンテンツ配信を提供します。

ユーザーの行動や読んだ記事のデータを基に、一人ひとりがどのような分野に興味を持っているのかを分析。さらに、社会的なトレンドとなっているニュースを自動で集め、ユーザーの興味と時事的な注目度に合わせて配信するニュースを選びます。あらかじめ用意されたジャンルのほかにも、ユーザー自らが興味のある特集や媒体を選び、配信コンテンツとして追加することも可能です。

また、Smart Newsはアプリケーションの使いやすさにもこだわっています。コンテンツの読み込みスピードを早め、最新のニュースを一瞬で表示。読み込みスピードの遅さに悩まされることはありません。端末に一度取得されたニュースは、例え圏外であっても表示可能となるので、通信環境の悪い場所でも、落ち着いてニュースを読み続けられます。

Smart Newsのアプリケーションは日本国内だけでなく、世界中から親しまれており、全世界で5,000万以上のダウンロード数を記録しています。国内外を問わず親しまれる、グローバルなニュースプラットフォームといえるでしょう。

Smart News
主要拠点:東京都
設立:2012年
推定従業員数:101名
時価総額:11億5,434万$
Smart Newsの詳細情報

【日本国内の未上場スタートアップ2位】Clean Planet

Clean Planetは、新しいクリーンエネルギーの開発に力を入れる企業です。2012年に東京都で設立され、時価総額は12億2,614万$です。

Clean Planetは、安全・安定・安価の3拍子が揃った、新たなクリーンエネルギー源の開発をミッションとしています。人類の進歩を支えてきたテクノロジーは、歴史的に見ても効率的なエネルギー源の発見と常にセットになっています。電気や石油エネルギーの発見が、人類にとっていかに重要なものであったかは、誰しも知っているでしょう。人類が今後も発展を続けていくには、十分なエネルギー源の確保が必須であるといえます。

しかし、現代において主なエネルギー源の1つとなっている化石燃料は、限りある資源であり、いずれは枯渇していまうでしょう。Clean Planetは、時価総額4位で紹介した「TBM」と同じ問題に対して、異なるアプローチで解決を図ろうとしています。

Clean Planetは、水素を燃料とし、ガソリンの1,000倍以上のエネルギーを生み出す「量子水素エネルギー」の開発に力を入れています。量子水素エネルギーは、圧倒的なエネルギー効率を持ちながら、二酸化炭素や放射線を放出しないエネルギー源です。資源の枯渇と環境問題を、一挙に解決する可能性を持った、まさに次世代の再生可能エネルギーといえるでしょう。

Clean Planetは、量子水素エネルギーの開発を一企業のビジネスとしてではなく、世界全体の問題を解決するために、企業や国の枠組みを超えて取り組むべきものと捉えています。さまざまな企業や研究者と協力し合いながら、新エネルギー源の実用化に向けて、日々研究を続けています。

Clean Planet
主要拠点:東京都
設立:2012年
推定従業員数:1名
時価総額:12億2,614万$
Clean Planetの詳細情報

【日本国内の未上場スタートアップ1位】Preferred Networks

Preferred Networksは、深層学習やロボティクス技術など、さまざまなテクノロジーを融合させ、イノベーションを起こすことをミッションとした企業です。2014年に東京都で設立され、時価総額は33億2,135万$です。ほかの日本国内の未上場スタートアップと、時価総額に2倍以上の差を付ける、日本国内最大のスタートアップといえます。

Preferred Networksは、特定の分野でのイノベーションにこだわらず、ありとあらゆる分野でのイノベーションを目指しています。深層学習やロボティクス技術は、世界中のさまざまな分野で応用されているテクノロジーであり、優れたソフトウェア・ハードウェア・アルゴリズムなどと組み合わせることで、分野を問わず役立てられるものだからです。

産業ロボットやヒューマノイドロボット、自動運転車や医学など、世界中のスタートアップ企業が研究・開発を進める分野はもちろん、イラストやアニメーション製作のような、人間以外には不可能と思われていたクリエイティブ分野への活用にも注力しています。

広い視野を持ち、最先端のテクノロジーを最大限に活用しようとするPreferred Networksは、国内外のありとあらゆるビジネスを発展に導こうとする企業といえます。まさに、日本国内No1のスタートアップにふさわしい理念を持った企業です。

Preferred Networks
主要拠点:東京都
設立:2014年
推定従業員数:251名
時価総額:33億2,135万$
Preferred Networksの詳細情報

日本国内の未上場スタートアップは、世界的な貢献を目指す企業ばかり

日本国内の未上場スタートアップ企業を時価総額順に見ていくと、地球規模の問題を解決しようとする企業や、特定の分野にこだわらずテクノロジーを最大限に活用しようとする企業など、世界全体に影響を与えるような研究・開発を行う企業が多いことがわかりました。

資源の枯渇と環境問題を一挙に解決する可能性を持った新素材・新エネルギーを開発する「TBM」と「Clean Planet」、あらゆる分野で次世代のテクノロジー基盤となりえる技術開発を行う「Preferred Networks」など、壮大なビジョンを持った企業が、日本国内には多数存在します。

日本国内の未上場スタートアップの時価総額は、アメリカや中国・インドなど、スタートアップの本場ともいえる諸外国と比べると、確かに低いです。しかし、世界各国のビジネスや環境問題に貢献しようとする日本国内のスタートアップの姿勢には、誇るべきものがあるといえるでしょう。

また、それぞれの領域で扱いやすいプラットフォームを提供する「Liquid Global」や「Smart News」は、日本人らしい丁寧さを武器に成長を続けてきた企業といえます。

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