ニュース&コラム | 2020-09-08

Googleの投資先を5社紹介!データ活用の未来を予測しよう

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【Google投資企業】データ活用・agolo

agoloは、Web上のさまざまなコンテンツから情報を集め、整理・要約するソリューションを提供する企業です。設立は2012年であり、Googleからの投資は2019年に行われました。

agoloが得意とするのは、AIや自然言語処理を活用した、情報の自動要約です。Web上に存在するさまざまなメディアや学術的なレポートはもちろん、SNSの投稿内容や画像など、あらゆるコンテンツから情報を集約します。

AIや自然言語処理の技術を活用し、集約された情報が整理・分類され、要約コンテンツが自動生成されます。それぞれのユーザーの検索語に基づいて、個人のニーズにより合った要約コンテンツを生成することも可能です。

agoloのソリューションでは、コンテンツ読者が興味を持つポイントは、5つあると考えられています。コンテンツ同士の繋がりを分析し、読者が興味を持つ5つのポイントに焦点を当てて要約をすることで、人が読みやすいコンテンツを生成するのです。

ユーザーのニーズに合ったコンテンツを生成できるため、データ分析のプラットフォームとしてだけでなく、コンテンツマーケティングの自動化や効率化への活用も期待されています。

さまざまな分野で常に最新情報を集め続け、それぞれのユーザーの興味に合った要約コンテンツを生成できるagoloのソリューションを使えば、最新情報に基づいたコンテンツを量産できるでしょう。コンテンツと連動した内容の広告を生成し、よりコンバージョン率の高いマーケティングを行うことも可能です。

agolo
主要拠点:アメリカ
設立:2012年
推定従業員数:11名
投資年月日:2019年7月25日
agoloの詳細情報

【Google投資企業】データ活用・Trifacta

Trifactaは、コードなしでのデータ変換やデータプロセスの自動化など、データ分析に関するソリューションを提供する企業です。設立は2012年であり、Googleからの投資は2019年に行われました。また、Googleと共同し「Google Cloud Dataprep」というデータ分析ツールを開発・提供しています。

Trifactaのデータソリューションは、機械学習を活用し、直感的に扱いやすいUXで提供されます。データのクリーンやブレンドなどのデータ変換にはマウスを使い、プレビューを表示。同時にプレビューの評価や編集を行うことも可能です。

また、データ変換を自動化するパイプラインの構築も、マウスを使って行えます。複雑なコードを扱う必要はなく、通常であれば数ヵ月程度かかるデータ分析ワークフローの構築も、数分で可能です。

データ分析をより簡略に、より早くするソリューションが支持された結果、Trifactaは世界中に8,000社以上の顧客を持つようになりました。Googleからも投資を受けるだけでなく、データ分析ソリューション「Google Cloud Dataprep」の共同開発も実現しています。

「Google Cloud Dataprep」は、Googleのさまざまなサービスと連携し、データ活用やマーケティングを促進するソリューションです。

例えば、Google AnalyticsやDouble ClickなどのGoogleサービスからマーケティングデータを集め、マーケティングの全体像を可視化します。また、Google Cloud Storageのデータにアクセスし、調整することもできます。

Trifacta
主要拠点:アメリカ
設立:2012年
推定従業員数:101名
投資年月日:2019年9月12日
Trifactaの詳細情報

【Google投資企業】交通データ・WhereIsMyTransport

WhereIsMyTransportは、下位中所得国の公共交通機関データを提供する、世界最大規模の企業です。設立は2015年であり、Googleからの投資は2020年に行われました。

WhereIsMyTransportのソリューションはアフリカからはじまり、2020年現在はインドや東南アジア・ラテンアメリカなど、34以上の下位中所得国で提供されています。設立翌年の2016年には、地球全体の輸送に関する問題にイノベーションを起こそうとしている企業に贈られる「MobiPrize」賞を受賞。2017年にはさらに3つの賞を受賞し、2018年・2019年と毎年さまざまな賞を受賞してきました。

WhereIsMyTransportのソリューションは、スマートフォンやPCに対応したアプリ―ケーションで提供されます。下位中所得国の複雑な交通データをマッピングするための、独自のアルゴリズムや機能を搭載し、交通データはマップ形式で表示されます。

Googleと聞くと、検索エンジンやWeb上の広告に関するサービスを提供する企業というイメージがあるでしょう。しかし、近年は元社員が自動運転車に関する先進的企業「Nuro」を立ち上げるなど、交通に関するソリューションにも力を入れています。

Googleの最新の投資先にWhereIsMyTransportがあることからも、Googleの交通関係に対する注目度合がわかるでしょう。

WhereIsMyTransport
主要拠点:イギリス
設立:2015年
推定従業員数:11名
投資年月日:2020年2月28日
WhereIsMyTransportの詳細情報

【Google投資企業】ネットワークサービス・Reliance Jio Infocomm

Reliance Jio Infocommは、インドではじめて最大1Gbpsの高速インターネット通信を提供した企業です。設立は2010年であり、Googleからの投資は2020年に行われました。

Reliance Jio Infocommは、高速インターネットやビデオ通話・ビデオオンデマンドなど、さまざまなネットワークサービスを提供しています。Reliance Jio Infocommのサービスは、どれもインド初のものばかりです。

例えば、Amazon Prime Videoをはじめとする映像アプリケーションや人気のテレビ番組が視聴できる「TV Plus」は、インド初の統合映像プラットフォームです。インターネット通信のプロパイダとしても、最大1Gbpsの速度を提供したのはReliance Jio Infocommがインド初。ほかにも、インドのどこにいても高音質で通話できる無料通話サービスや、インド独自のビデオ通話サービスなど、インド国内に焦点を当てたさまざまなサービスを提供しています

Googleのほかにも、FacebookからもReliance Jio Infocommに投資を受け、投資額の合計は100億$を超えます。まさに、世界中から注目を集めている企業といえるでしょう。

Reliance Jio Infocomm
主要拠点:インド
設立:2010年
推定従業員数:10,000名
投資年月日:2020年7月15日
Reliance Jio Infocommの詳細情報

【Google投資企業】AR・Magic Leap

Magic Leapは、AR分野における先進的な企業です。設立は2011年であり、Googleからは2017年から2014年の間に、計3度の投資が行われました。

Magic LeapのAR技術は、ウェアラブルヘッドセットを活用するものです。ヘッドセットを装着すると、目の前の現実世界の光景の中に、リアルな街のミニチュアや恐竜の化石などの立体映像が映し出されます。

ヘッドセットの装着やリアルな立体映像といった要素はVRを連想させますが、あくまで現実世界とリンクしたサービスであるため、ARであるとMagic Leapは定義しています。Magic Leapのヘッドセットは、PCと同等の機能を搭載しており、現実世界と拡張現実の融合を実現しているからです。

Magic Leapのヘッドセットを使えば、離れたオフィスで働く同僚とランチミーティングをしたり、リアルな立体映像を設計に役立てたりと、ビジネスシーンでの活用も可能です。

立体映像に直接触れ、ビジネスやプライベートを豊かにする、映画ようなARを実現した企業といえます。

Magic Leap
主要拠点:アメリカ
設立:2011年
推定従業員数:501名
投資年月日
2017年10月17日
2016年2月2日
2014年10月21日
Magic Leapの詳細情報

Googleは世界中の人々がデータを活用できるようになる未来に投資している

Googleの投資先企業を見ていくと、膨大なデータを扱うためのソリューションを開発・提供している企業への投資が多いことがわかります。さらに、データを直接扱うだけでなく、データをより多くの人が活用するためのソリューションにも、Googleが注目していることもわかるでしょう。

Googleのミッションは、「世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすること」です。

下位中所得国の公共交通機関データを整理・提供する「WhereIsMyTransport」や、インド国内のネットワーク環境の整理に力を入れる「Reliance Jio Infocomm」への投資から、Googleは自社のミッションを常に念頭に置き、事業や投資を進めていることがわかります。

本記事で紹介した企業のほかにも、Googleはクリーンエネルギーに関する企業や自動車関連の企業への投資も行ってきました。また、完全な自律走行が可能な自動運転車の開発にも、Googleは力を入れています。

Googleの投資先や注目分野、最新情報などは、ZUVA Proでチェックできます。各業界の最新動向が気になる方は、ぜひZUVAのメディア・データをご活用ください。

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