ニュース&コラム | 2020-06-29

【業界レポート】ビジネスアナリスト注目のAI×◯◯ベンチャー

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年々技術の発展するAIは、自動運転車やヒューマノイドロボットなど、さまざまな技術と掛け合わせて活用されています。

発展を続けていくであろうAIは、全ての業界・企業にとって避けて通れないテクノロジーと言えます。しかし、一般的な企業のほとんどは、AI分野の専門家が社内にいないのが現実でしょう。

未来的な企業では、AIの専門家を雇ったり、テクノロジーやスタートアップに投資したりと、さまざまな角度から積極的にAIへの投資をしています。

Zuvaの業界レポート「In the era of Artificial Intelligence」では、最近の市場トレンドでのAI、スタートアップ、投資活動に関する基本的な背景知識を把握できます。AIに関する基礎知識から、AI分野への投資動向までを網羅しているので、下記URLからぜひダウンロードしてください。

今回は業界レポートの中から、Zuvaのビジネスアナリストが注目する企業を5つご紹介します!

【注目のAI×〇〇ベンチャー】「UBTech Robotics

UBTech Roboticsは、ヒューマノイドロボットの開発・製造に力を入れる、AIスタートアップ企業です。AIはもちろん、顔認識やロボットサーボモーターなど、ヒューマノイドロボットに必要なテクノロジーの開発も、自社で進めています。

UBTech Roboticsは、2020年6月現在、ヒューマノイドロボットに関する700以上の特許を取得しており、市場に流通しているさまざまなロボットにUBTech Roboticsのテクノロジーが使われています。

北京、東京、シドニー、深センの、世界4ヵ所に研究機関を保有し、ヒューマノイドロボットの研究と、次世代の研究者を育てる教育活動を行う、AI×ロボット分野のパイオニア企業です。

UBTech Robotics
AI×ロボット
事業内容:ヒューマノイドロボット
主要拠点:中国
設立:2012年
推定従業員数:500名
資金調達額:$ 9,400万

UBTech Roboticsの詳細情報

【注目のAI×〇〇ベンチャー】「Darktrace

Darktraceは、機械学習を活用した、さまざまなサイバーセキュリティを開発する企業です。Darktraceのサイバーセキュリティは、人の免疫をモデルに開発され、クラウドからIoT、産業用制御システムまで、あらゆるネットワークインフラを守ります。

サイバーセキュリティ製品の開発はもちろん、セキュリティインシデントが起こった際の対処・セキュリティ改善を促すための、脅威を視覚的に表現するビジュアライザーも開発。さらに、独自の機械学習により、ルールやシグネチャにかかわらず、ゼロデイ攻撃やランサムウェアなど、65,000以上の未知の脅威に対処してきた実績があります。

Darktraceは、セキュリティと機械学習を掛け合わせ、あらゆるネットワークを常に最新の脅威から守ることをミッションとする企業です。

Darktrace
AI×サイバーセキュリティ
主要拠点:北アイルランド連合王国
設立:2013年
推定従業員数:500名
資金調達額:$2.3億

Darktraceの詳細情報

【注目のAI×〇〇ベンチャー】「People.ai

People.aiは、マーケティングのためのAIプラットフォームを開発する、AIスタートアップ企業です。企業収益を出すために、顧客それぞれの活動やエンゲージメントをキャプチャし、マーケティングにおいて有用なデータにします。

People.aiのAIプラットフォームでキャプチャされたデータは、セールスやマーケティングなどにおいて、全ての収益機会を明らかにするために活用されます。営業活動の全体像を可視化し、分析やコーチングなどを行う際に役立つでしょう。プラットフォームには、いつ、誰が、どの顧客に販売したかといったデータを蓄積し、視覚化することも可能です。

People.aiのAIプラットフォームでは、マーケティングにおけるペルソナと取引モデルを構築し、ターゲットを明確にすることで、収益を最大化できます。膨大なデータを収集、分析するための、AIプラットフォームを開発した企業です。

People.ai
AI×データ
主要拠点:アメリカ
設立:2016年
推定従業員数:100名
資金調達額:1.0億$

People.aiの詳細情報

【注目のAI×〇〇ベンチャー】「Lemonade

Lemonadeは、住宅保険と賃貸保険にAIを活用する企業です。AIを活用し、あらゆる場所の所有物を、最適な保険で保護することが可能です。

Lemonadeでは、人工知能と行動経済学を搭載したAIボットにより、顧客それぞれに最適な保険を作成します。AIボットの活用により、90秒で最適な保険を作成することが可能となり、知識のない人には難しい保険選び・作成を、簡単かつスピーディなものにしました。2019年の売上高は1億ドルと予想され、既に50万件の保険を販売しています。

保険作成にAIを活用することで、顧客の手続きと自社の事務的業務にかかる時間と手間を削減し、人的ミスをなくし、顧客それぞれの現状に最適な保険を作成することが可能です。

Lemonade
AI×ファイナンス
主要拠点:アメリカ
設立:2015年
推定従業員数:100名
資金調達額:4.8億$

Lemonadeの詳細情報

【注目のAI×〇〇ベンチャー】「Cinnamon AI

Cinnamon AIは、AIを活用したさまざまなビジネスソリューションを提供する企業です。人間のように情報を処理するインテリジェンスに力を入れ、ビジネスの自動化と効率化を目指しています。

文書読み取りシステムや音声認識システムを活用したソリューションでは、AIに学習させることで、従来のRPAでは不可能だった業務を自動化することが可能です。文書読み取りでは、非定型レイアウトの文書から必要な箇所だけを的確に読み取れます。音声認識では、会話音声の中の専門用語まで理解し、テキストにおこすだけでなく、要点やToDo項目を抽出することも可能です。

Cinnamon AIのソリューションは、ビジネスベクトルを限定せず、あらゆる業務を効率化するためのシステムを開発し続けています。

Cinnamon AI
AI×インテリジェンス
主要拠点:日本
設立:2012年
推定従業員数:100名
資金調達額:0.3億$

Cinnamon AIの詳細情報

AIを活用した新しいテクノロジーを、投資動向から予測し続けよう

AI市場のさまざまなスタートアップ企業を見ていくと、AIとほかのテクノロジーを掛け合わせて、新たなソリューション、新たなテクノロジーを生み出す企業に注目が集まっていることがわかります。

ヒューマノイドロボットのコアテクノロジーやビジネスソリューションといった、従来からAIが活用されてきた分野だけでなく、セキュリティや保険作成といった新しいAIの活用方法が登場し、新しいテクノロジーを開発した企業は成功を収めています。

自動運転MaaSベンチャー企業を紹介する記事でも、AIは完全な自律運転の実現に不可欠なものとして頻繁に登場しました。AIベンチャー企業や、AIロボットベンチャー企業を紹介する記事でも、AIとさまざまなテクノロジーを組み合わる企業を、多く紹介してきました。

AIとさまざまなテクノロジーを組み合わせることで、今までにないソリューションが生まれ、ビジネスは効率化され、人々の暮らしはより豊かになるでしょう。

どのようなテクノロジーとAIが組み合わされ、新しいソリューションが生まれていくのか。AI市場そのものだけでなく、AI分野への投資動向を注意深く観察することで、今後のAI市場を予測し続けることができます。