ニュース&コラム | 2020-06-17

世界のドローン市場動向|ドローンメーカーランキングTOP10

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AIやテクノロジーの進歩から、目覚ましい発展を続けるドローン市場。ドローンに搭載するカメラの性能も年々向上しています。

AIやテクノロジーの進歩による、より自律的で安定した飛行と、カメラ技術の向上による鮮明な映像で、ドローンを使ってより詳細な航空データを収集できるようになりました。

資金調達に成功しているドローンメーカーやドローン関連企業の動向から、今後のドローン市場の拡がりを予測しましょう。

世界のドローン市場

企業数:2,273
EXIT企業数:122
直近3年投資総額:16億$
直近10年の投資額推移のグラフ

【ドローンメーカー】ドローン企業10位「Skydio

Skydioは、全方向を鮮明な映像で捉えるカメラと、スマートフォンやゲームパッド仕立てのコントローラーによるわかりやすい操作により、誰でも扱えるドローンを開発。ドローンをより身近にする、ドローンメーカーです。

AIを搭載したドローンは、周囲の状況を自律的に判断し、飛行します。誰にとっても使いやすいドローンは、人々にドローンのある生活の楽しさを浸透させました。

今後も、ドローンを日常生活の中に溶け込ませていくであろうSkydio、ドローン市場が拡大していくために必要不可欠なドローンメーカーと言えます。

Skydio
主要拠点:アメリカ
設立:2014年
推定従業員数:50名
資金調達額:0.7億$

Skydioの詳細情報

【ドローン関連サービス】ドローン企業9位「AirMap

AirMapは、ドローンがより安全に飛行するための、空域安全ソリューションを提供する企業です。

断片的な空域データを、ドローンの飛行をサポートする実用的なデータに変換することで、空域安全を整えます。スマートデバイスで利用可能なアプリケーションにより、周辺の空域情報をオペレーター用にカスタマイズ。オペレーターの空域理解をサポートします。

AirMapは、年々拡大していくドローン市場の、まさにインフラと言うべきソリューションを提供する企業です。

AirMap
主要拠点:アメリカ
設立:2014年
推定従業員数:100名
資金調達額:0.7億$

AirMapの詳細情報

【海洋ドローン】ドローン企業8位「Saildrone

Saildroneは、風力推進技術と太陽光発電をを組み合わせ、最大12ヵ月の自律航行が可能な海洋ドローンを開発した、海洋ドローンメーカーです。

Saildroneの海洋ドローンは、水上機の設計・製造技術により、平均2~3、最大で8ノットの速度で自律航行できます。1日あたり平均100kmの航行が可能で、出発から30日以内に、ほとんどの海域に到達可能です。

空だけでなく、海に向けた進出も期待されるドローン市場。長期間の自律航行と、短期間で広範囲の海洋データを収集可能なSaildroneの海洋ドローンは、圧倒的な費用対効果を発揮するとして、ドローン市場の注目を集めています。

Saildrone
主要拠点:アメリカ
設立:2012年
推定従業員数:50名
資金調達額:0.8億$

Saildroneの詳細情報

【ドローン用ソフトウェア】ドローン企業7位「DroneDeploy

DroneDeployは、世界5,000社以上の企業からの信頼を獲得し、農業や建設などのあらゆる業界にドローンソリューションを提供する、ドローン用ソフトウェア開発企業です。

DroneDeployのソリューションは、農業・建築業・鉱業・石油ガス発掘・検査、さらには屋根ふき業まで、ありとあらゆる業種と場所に提供されてきました。ドローン用ソフトウェアの種類も多岐に渡り、自動飛行安全チェック・ワークフロー・マッピング・データ処理など、さまざまです。

資金調達5位で紹介するドローンメーカー「DJI」など、主要なドローンメーカーと提携し、あらゆる業種のニーズに応えるドローンソリューションを提供しています。

DroneDeploy
主要拠点:アメリカ
設立:2013年
推定従業員数:100名
資金調達額:0.9億$

DroneDeployの詳細情報

【ドローン搭載カメラ】ドローン企業6位「YI Technology

YI Technologyは、高度にインテリジェント化されたアクションカメラを開発する企業です。4K60ビデオ録画で長時間録画が可能なアクションカメラを、ドローン市場に向けてはじめて発売、ドローンに搭載させた企業でもあります。

優れたハードウェアとソフトウェアを融合させ、人々の生活をより安全に、豊かにすることが、YI Technologyのミッションです。2016年には、当時最先端だったカーボンファイバー筐体のドローンに、同じく最先端だった自社開発のアクションカメラを搭載。ドローン市場初の、4K60ビデオ録画を実現しました。

YI Technology
主要拠点:アメリカ
設立:2014年
推定従業員数:250名
資金調達額:1.0億$

YI Technologyの詳細情報

【ドローンメーカー】ドローン企業5位「DJI

DJIは、個人向け・ビジネス向けのドローンやドローン用カメラを開発・製造する、ドローンメーカーです。ドローンの飛行とカメラの安定化システムにより、ドローン市場の画像撮影における常識を一新しました。

中国のシリコンバレーと呼ばれる深セン市に本社を置くことで、協力企業や開発・製造のための原材料、そして熱意と能力を兼ね備えた人材を直接集められます。立地的な強みと、集めたリソースを最大限に活用する手腕により、2006年の創業時にはたったひとつの小さなオフィスからスタートしたDJIは、10年程度でドローン市場におけるグローバル企業へと急成長しました。

DJI
主要拠点:中国
設立:2006年
推定従業員数:10,000名
資金調達額:1.0億$

DJIの詳細情報

【ドローンメーカー】ドローン企業4位「Airobotics

Airoboticsは、操縦者不要で自律飛行するドローンを開発した、世界初のドローンメーカーです。

自律飛行中のドローンのソフトウェアには、いつでもアクセス可能です。遠く離れた場所で収集した航空データをリアルタイムに活用したり、直感的な操作で、ドローンの飛行プログラムを変更したりできます。

Airoboticsは、ソフトウェアとハードウェアのシステム設計はもちろん、ドローン操作のプロフェッショナルを集めたチームを構成。各分野のプロフェッショナルを集め、技術と知識を融合させることで、ドローン市場ではじめて完全な自律飛行を実現しました。

Airobotics
主要拠点:イスラエル
設立:2014年
推定従業員数:100名
資金調達額:1.0億$

Airoboticsの詳細情報

【ドローンメーカー】ドローン企業3位「PrecisionHawk

PrecisionHawkは、ドローンの販売と、ドローンを活用した航空データ提供サービスを行うドローンメーカーです。

無人航空機システム、リモートセンシング、データ分析を組み合わせ、ビジネスに必要な航空データを提供します。航空データの収集だけでなく、処理と分析も行うソリューションや、専門家によるドローン運用コンサルティングなど、ドローン市場のあらゆるニーズに応えます。

設立以来、無人航空機で収集した航空データと、データ分析のためのソフトウェアを提供してきたPrecisionHawkは、今後もドローン市場のさまざまなニーズを満たしていくでしょう。

PrecisionHawk
主要拠点:アメリカ
設立:2010年
推定従業員数:100名
資金調達額:1.3億$

PrecisionHawkの詳細情報

【ドローンメーカー】ドローン企業2位「3D Robotics

3D Roboticsは、ハードウェアとソフトウェアの両面で、高度なドローン技術を提供するドローンメーカーです。ドローンそのものだけでなく、ドローンを活用して収集した航空データの提供も、主な事業内容のひとつです。

3D Roboticsは、アメリカで組み立てられ、政府機関からの承認も得ている高性能ドローンを使い、正確な航空データを収集します。ドローン用のソフトウェア開発も行う3D Roboticsは、さまざまな業種のニーズにそれぞれ対応する、キャプチャツールプラットフォームも提供しています。

ハードウェアとソフトウェア、そして自社のドローンで収集した航空データ。ドローン関連のあらゆるサービスを提供するドローンメーカーとして、ドローン市場で注目を集めている企業です。

3D Robotics
主要拠点:アメリカ
設立:2009年
推定従業員数:50名
資金調達額:1.7億$

3D Roboticsの詳細情報

【ドローンメーカー】ドローン企業1位「Zipline

Ziplineは、ドローンを利用した物流も行う、ドローンメーカーです。自社で設計・製造したドローンを運用し、主に医療製品を運搬します。

Ziplineは、距離や地形の問題から、容易には薬を手入れられない人たちに薬を届けるために創業。COVID-19のパンデミック対策として、遠方の人に、非接触で薬を届ける活動も行っています。

Ziplineは、世界最大の自律物流ネットワークを保有し、信頼性の高い配送ドローンを提供するドローンメーカーです。ドローン市場と薬を必要とする人々にとって、なくてはならない存在と言えます。

Zipline
主要拠点:アメリカ
設立:2014年
推定従業員数:100名
資金調達額:2.3億$

Ziplineの詳細情報

ドローンメーカーや関連企業の資金調達額から、ドローン市場の拡がりを予測

ドローンメーカーおよびドローン関連企業の資金調達額を見ていくと、ドローン市場は今後も拡大していく見込みであることと、従来とは違った分野へと進出していくであろうことがわかりました。

ドローンメーカーだけでなく、ドローン用のカメラやソフトウェアを開発する企業も資金調達に成功しており、ドローン市場のAIと鮮明な映像への関心の高さがうかがえます。

ドローンの安全飛行のためサービスや、海洋ドローンを開発する企業も資金調達に成功しています。

また、資金調達額上位10社中、8社はアメリカ企業であることにも注目すべきです。広大な国土を持つアメリカ企業の、航空データへのニーズの高さがわかるでしょう。

今後もドローン市場は拡大していくのはもちろん、従来とは違った領域にも進出していくでしょう。