ランキング | 2020-06-18

世界のAIロボット業界|AIロボットベンチャーランキングTOP10

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COVID-19のパンデミックの中、世界のAIロボット市場に注目が集まっています。

テクノロジーの発展により、人が手を加えることなく、業務や物流を完結させるAI技術は年々増加。人と人の接触を避けなければならない状態だからこそ、AIロボットをいかに活用するか、世界中が注目していると言えます。

資金調達に成功しているAIロボットベンチャー企業の動向から、今後のAI・AIロボットへのニーズを探っていきましょう。

世界のAIロボット市場

企業数:9,890
EXIT企業数:745
直近3年投資総額:263億ドル
直近10年の投資額推移のグラフ

AIロボットベンチャー企業10位「Geek+

Geek+は、中国で最も多くの物流ロボットを提供しているAIロボットベンチャー企業です。

eコマースプラットフォームから、オフラインの小売業者にまで、さまざまな業種の顧客を持つGeek+の物流ロボットは、業種ごとに最適化されたAIを搭載しています。

Geek+は、主要顧客と戦略的パートナーシップを確立し、より最適化されたAIロボットの開発を続けるAIロボットベンチャー企業です。

主要拠点:中国
設立:2015年
推定従業員数:250名
資金調達額:3.8億$

Geek+の詳細情報

AIロボットベンチャー企業9位「DataRobot

DataRobotは、グローバル企業向けにAIプラットフォームとコンサルティングを提供する、AIロボットベンチャー企業です。

DataRobotは、機械学習モデルを構築し、データサイエンスを自動化するAIプラットフォームと、AIプラットフォームを適切に活用するためのコンサルティングを提供します。古い企業文化がAIの導入を妨げないようにと、AIを効果的に活用するためのコンサルティングを提供しているのです。

DataRobotは、AIプラットフォームとコンサルティングを組み合わせることで、世界中の企業のAI活用を手助けするAIロボットベンチャー企業です。

DataRobot
主要拠点:アメリカ
設立:2000年
推定従業員数:1,000名
資金調達額:4.3億$

DataRobotの詳細情報

AIロボットベンチャー企業8位「Terminus Technologies

Terminus Technologiesは、ロボット工学に焦点を当てて、AIとAIoTを組み合わせた製品を開発をするAIロボットベンチャー企業です。

Terminus Technologiesは、デジタル化の節目と言われる2025年に向けて、AIoTを活用して都市のインテリジェント化を図る「AI CITYソリューション」を進めています。日本国内でも、2025年までにあらゆる物事をデジタル化する「デジタル・ガバメント実行計画」が進められていることからも、デジタル化は急務であるとわかるでしょう。

AIとAIoTを組み合わせたテクノロジーを使い、世界中の生活を向上させることが、Terminus Technologiesのミッションです。

Terminus Technologies
主要拠点:中国
設立:2015年
推定従業員数:250名
資金調達額:5.2億$

Terminus Technologiesの詳細情報

AIロボットベンチャー企業7位「Horizo​​n Robotics

Horizo​​n Roboticsは、自動運転車やAIoTなど、1,000以上のデバイスに搭載することを想定したAIを開発する、AIロボットベンチャー企業です。

情報を知覚し、理解から意思決定の能力を持ったAIチップを、自動運転車やAIoTなどのエンティティに搭載することで、モノは知性を持った「インテリジェントエンティティ」となります。

Horizo​​n Roboticsは、AIチップをモノの「頭脳」と捉え、インテリジェントエンティティの発展に力を入れる、AIロボットベンチャー企業です。

Horizo​​n Robotics
主要拠点:中国
設立:2015年
推定従業員数:1,000名
資金調達額:7.0億$

Horizo​​n Roboticsの詳細情報

AIロボットベンチャー企業6位「Automation Anywhere

Automation Anywhereは、AIとRPAや機械学習を組み合わせ、あらゆる業務の自動化を提供するAIロボットベンチャー企業です。

Automation Anywhereは、AIをRPAや機械学習を組み合わせた、デジタルワーカーを開発しました。デジタルワーカーは、仮想空間上に存在するAIロボットのようなものです。決められたタスクを自動で繰り返すBOTと異なり、ビジネスにおける必須業務の最初から最後までを、人が手を加えることなく完遂します。

仮想空間上に存在するデジタルワーカーには、実体はありません。しかし、人の業務を完全に引き継ぎ人間社会を豊かにする、優秀なAIロボットと言えます。

Automation Anywhere
主要拠点:アメリカ
設立:2003年
推定従業員数:1,000名
資金調達額:8.4億$

Automation Anywhereの詳細情報

AIロボットベンチャー企業5位「UBTech Robotics

UBTech Roboticsは、ヒューマノイドロボットの開発に力を入れる、AIロボットベンチャー企業です。ヒューマノイドロボットに関する特許を700以上保有し、COVID-19への対策に、いち早くヒューマノイドロボットを役立てた、業界をリードする企業と言えます。

UBTech Roboticsの本社・研究施設の近くにある病院が、偶然にもCOVID-19対策のための指定病院となったときのことです。UBTech Roboticsは、病院で必要とされるテクノロジーすぐに発見し、屋内ウイルス保護ロボット「AIMBOT」を構築、提供しました。

非接触体温測定や、消毒パトロール機能を搭載したAIMBOTは、多くの医療従事者の助けとなっています。

UBTech Robotics
主要拠点:中国
設立:2012年
推定従業員数:500名
資金調達額:9.4億$

UBTech Roboticsの詳細情報

AIロボットベンチャー企業4位「Zoox

Zooxは、自動運転車を開発するAIロボットベンチャー企業です。より複雑な環境での自律運転はもちろん、歩行者に道を譲る、まるで人間のような自律運転をも可能にしました。

Zooxは、無人の自動運転車ではなく、人を乗せるための自動運転車の開発に力を入れています。車での移動をより便利に、楽しいものにするために、オリジナルな自動運転車を設計、開発してきました。

再生可能エネルギーを活用し、環境にも優しいゼロエミッション車を開発したことも、Zooxのミッションを実現するための一歩です。

複雑な環境でも安全に走行し、歩行者に道を譲り、環境にも優しい自動運転車。Zooxは、人と地球の未来を考える、AIロボットベンチャー企業です。

Zoox
主要拠点:アメリカ
設立:2014年
推定従業員数:1,000名
資金調達額:9.5億$

Zooxの詳細情報

AIロボットベンチャー企業3位「Nuro

Nuroは、AIとロボット工学を組み合わせ、自動運転車による日用必需品の配送を実現したAIロボットベンチャー企業です。

無人での自律走行が可能なNuroの自動運転車は、大手スーパーマーケットチェーンのウォルマートと提携し、2020年中に自動運転車による食料品配送を実現する予定でした。

しかし、COVID-19のパンデミックが起こり、外出や人と人との接触を避けるべき状況が発生。そこで、新たに大手薬局チェーンのCVS Pharmacyと提携し、6月からテキサス州ヒューストンの一部地域で、処方箋と日用必需品の無人運転による配送を開始したのです。

Nuroのミッションは、AIとロボット工学で日常生活を豊かにすること。時代のニーズを汲み取り、新しい生活様式への対応をリードするNuroは、人々の生活とAIロボットの結びつきを強めた企業と言えます。

Nuro
主要拠点:アメリカ
設立:2016年
推定従業員数:250名
資金調達額:10.0億$

Nuroの詳細情報

AIロボットベンチャー企業2位「MEGVII

MEGVIIは、独自開発のディープラーニングシステム「Brain++」を活用し、さまざまなAIアプリケーションを構築しているAIロボットベンチャー企業です。

Brain++は、人が手を加えなくても自律的に学習を繰り返し、自己改善を重ねていきます。AI学習における人の負担を減らし、本当に人にしかできない業務に人を集中させることで、より効率的に新しいアルゴリズムを開発することを可能にしました。

自律学習の可能なBrain++は、時間の経過とともにさらなる自動化が進み、半自動のアルゴリズム生産ラインとして機能します。

MEGVIIは、より自律的なAIの開発により、フィクションの中にしか存在しなかった「人間のように考えるAIロボット」の実現に、人類を近づけた企業です。

MEGVII
主要拠点:中国
設立:2011年
推定従業員数:1,000名
資金調達額:14.0億$

MEGVIIの詳細情報

AIロボットベンチャー企業1位「Waymo

Waymoは、2009年に設立されたAIロボットベンチャー企業で、AIを活用した自動運転車の開発に力を入れています。既に、運転席に誰も乗っていなくても、安全な自律運転のできるAIを開発しています。

WHOの調査により、全世界で年間135万人もの人が、自動車事故により命を落としてることが明らかになりました。Waymoは、人よりも安全な運転が可能なAIを開発し、自動車事故を減らすことをミッションとしています。

2015年、世界ではじめて公道で完全な自動運転を行ったことでも有名です。業界動向はもちろん、WaymoのAI開発にも注視すべきでしょう。

Waymo
主要拠点:アメリカ
設立:2009年
推定従業員数:1,000名
資金調達額:30.0億$

Waymoの詳細情報

AIロボットベンチャー企業の資金調達額から、日常生活へのAIロボットニーズがわかる

AIロボットベンチャー企業の資金調達額を見ていくと、AIロボット市場はアメリカと中国の独占市場になっていることがわかります。AIを活用した自動運転車への注目度の高さも、注目すべき点です。

資金調達額の上位には、自動運転車の開発に力を入れる企業が集中。COVID-19への対策に協力的な企業も多く、AIロボットを病院に提供し、自社製品を活躍させている企業も目立ちます。

年々身近になっていくAIロボットを、人々の生活にいかに活用するか、世界中が注目していると言えます。

新しい生活様式が定着しつつある中、AIロボットがどのように活用されていくのか、AIロボット市場の今後に注視すべきでしょう。