サイバーセキュリティスタートアップのArctic Wolf、シリーズDで6,000万ドルを調達

2020-03-13

Sophia Kunthara March 11, 2020

サイバーセキュリティのスタートアップであるArctic Wolfは、シリーズDラウンドで6,000万ドルを調達し、これまでの累計調達額が1億4800万ドル以上となった。

Arctic Wolf のCEOであるBrian NeSmith氏は、選挙年が始まる前に資金を集めたいと考え(市場が予測不可能であるため、選挙期間中に大規模な資金調達イベントを行いたくない場合がある)、実際に昨年の12月に資金調達を完了させたとCrunchbase Newsとのインタビューに答えた。今回調達した資金は、同社が将来のために準備できるよう「軍資金をつくる」ためだと彼は話している。

Arctic Wolfは「セキュリティ・オペレーション・センターサービスを提供する」企業だ。つまり、セキュリティの専門家が、企業の内部チームの延長として行動し、リスク管理や脅威検出などの処理を行う。

最新のラウンドでは、Blue Cloud VenturesとStereo Capitalがリードした。Crunchbaseによると、同社の他の投資家にはFuture FundとSonae IMが含まれる。

「長い間、マネージドセキュリティ市場は、セキュリティオペレーション人材の不足と価格モデルの不均衡に苦しんでいました。」と、Stereo CapitalのマネージングパートナーであるDmitry Dakhnovsky氏は述べている。「Arctic Wolfを、最先端の技術スタックとトップクラスのセキュリティアナリストを1つの製品に組み合わせた、唯一のプラットフォームとして支援することに興奮しています。Arctic Wolfは、自社のリソースだけでは達成することができない企業に対して、真のエンタープライズ向けのセキュリティを提供します。」

Arctic Wolfは従業員数を現から55%増加させると計画しており、約9か月で国際的な拡大を開始する。
現在、同社は主に北米でサービスを販売しており、ミネソタ州エデンプレーリーとオンタリオ州ウォータールーを最大の企業オフィスとして販売している。

同社のコメントによると、Arctic Wolfが、2019年に顧客ベースを130%成長させ、収益を約115%に成長させた後、新しいラウンドが開始された。

Arctic Wolfの収益は、過去4年間で4,300%増加している。また、今年は2倍になるだろうと予想されている。 同社は、NeSmith氏がIPOに向けた「10四半期計画」と呼ばれるものに取り組んでいる最中だ。

NeSmithは、Arctic Wolfがどのような企業を買収しようとしているのかについて情報を共有することは見送ったが、同社は将来、小規模な買収もいくつか検討している。 これまでに、サイバーセキュリティのスタートアップであるRootSecureの買収を2018年12月に行っている。

出典:crunchbase news