フィンテックスタートアップのSpotOnが5,000万ドルを調達、SMBの効率的な運用を支援

2020-03-13

Mary Ann Azevedo March 11, 2020

中小企業(SMB)に焦点を当てた決済およびソフトウェアスタートアップのSpotOnは、今朝、01 AdvisorsがリードしたシリーズBで、5,000万ドル(約52億円)を調達したことを発表した。

既存の支援者であるDragoneer Investment Group、Franklin Templeton、およびEPIQ Capital Groupも今回の調達ラウンドに参加した。これにより、同社の2017年初頭からの累計調達額は1億3,000万ドル(約135億円)となった。このラウンドは、SpotOnがDragoneerとFranklin Templetonが共同でリードしたラウンドで4,000万ドル(約42億円)を調達してから、わずか9か月(今日まで)で実行された。

サンフランシスコに拠点を置くSpotOnは、決済分野におけるSquareのような事業を行っている。しかし、従来の決済処理およびPOS(Point of Sale)ソフトウェアを「はるかに超える」ものだと説明している。また、同社のプラットフォームでは、SMBが「ブランド構築から支払い処理、その間のすべての処理まで」に発生するビジネスを実行できるようにしている。カスタムWebサイトの構築、予定管理ソフトウェア、マーケティング、予約機能、レビュー管理、分析、デジタルロイヤルティなどのツールが組み込まれている。

簡単に説明すると、SpotOnのCEOであるRJ Horsley氏によると、SpotOnは、SMBが「特定のニーズを満たし、より効率的に機能する、企業にとって使用する意味のある統合ソフトウェアと組み合わせて」決済を受け付ける機能を提供することを目指している。

「他の製品とは異なり、当社は独自の製品を構築し、明快な価格設定と対面によるサービスを組み合わせています。」とHorsley氏は付け加えた。

成長

同社によると、新たに調達した資金は、収益が「150%以上」増加した1年後に行われた。また、SpotOnは、過去1年間で従業員数を850人に倍増した。2020年になってから現在までに、5,000を超えるクライアントを追加しており、食品および飲料業界に重点を置いている。Horsley氏によると、同社は今年30,000人のクライアントを追加する予定だとしている。現在、SpotOnには「数万のクライアント」がいて、年々倍増している。

01 Advisorsのマネージングパートナーであり、共同創業者(かつてのTwitterのCEO)であるDick Costolo氏にとって、SpotOnは「素晴らしい」製品と「素晴らしい」セールスチームの両方を構築することが出来ている珍しい会社だ。

同社は、特定の業種をターゲットとすることに重点を置いて、新たに調達した資金を製品開発に投資する予定だ。特に、レストランソリューションに重点を置いており、最近、開発チームを3倍にして、製品の改善に取り組んでいる。

現在、SpotOnは「積極的な人材採用」を行っている。 サンフランシスコ本社の他に、シカゴ、デトロイト、デンバーに、製品、技術、運用チームを「拡大」しており、メキシコのメキシコシティとポーランドのクラクフには、新しくオフィスを開設している。

今週は、01 Advisorsにとって忙しい1週間だった。 また、同社は、ニューヨーク市に本社がありSMBにエンタープライズクラスのITサービスを提供しているElectricに、1450万ドル(約15億円)を調達したシリーズBラウンドで投資をしている。

出典:crunchbase news