ニュース&コラム | 2020-03-10

ボストンのコンストラクションテックスタートアップHaulHubが3,000万ドルを調達

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Mary Ann Azevedo, March 6, 2020

重工業業界の輸送管理に関するアプローチを近代化することに焦点を当てたボストンのスタートアップであるHaulHubは、シリーズBで3,000万ドル(約31億円)を調達した。

T. Rowe Price AssociatesとDurable Capital Partners LPが共同で出資し、2015年の設立以来HaulHubの累計調達額は3,500万ドル(約36億円)に引き上げられた。Lead Edge Capitalは、2018年11月に、500万ドル(約5億円)のシードラウンドをリードした。

Joe Spinelli氏は、昨年、The Boston Globeに、建設会社のオーナーである自分のニーズを満たすために会社を始めたと語った。

具体的には、Spinelli氏はThe Boston Globeに、HaulHubを「ハイテク企業を設立したという華やかさと名声」のために設立したとは思っていなかったと語った。代わりに、彼はR. Bates&Sons Constructionのエグゼクティブとして、ビジネスのために「それを必要としていました」と話した。

さて、HaulHubは具体的にに何をするスタートアップなのだろうか?The Boston Globeは、それを一種の「ダンプトラック版Uber」だと説明した。

しかし、同社によれば、既にそれ以上になっていると説明している。 HaulHubの説明によると、クラウドベースのSaaS輸送ソリューションは、「全国の生産者、請負業者、運送業者への資材輸送の能力、効率、透明性を向上させる」と述べている。言い換えると、同社の目標は、資材の配送方法、固定資産の開示、シフトのスケジュール設定、在庫管理、乗組員の雇用方法を改善することだ。それは、テクノロジーによって、重工業会社が「無駄のない経営」を支援することで実現させている。

「私たちは、全国の数千の職場や工場で生産者、請負業者、運送業者の輸送やデジタル化及び電子チケット化を推進しています。」とHaulHubはコメントしている。

Spinelli氏はThe Boston Globeに対して、彼が経営する建設会社と協働した全ての運送業者に関して、携帯電話番号を含めてデータベース化することから始めたと語った。彼は、直ぐに、そして強い関心が集まったことに感銘を受けた。

HaulHubは、輸送回数を削減することで収益を上げ、ソフトウェアのライセンスを取得することで、素材の生産者、運送業者、建設業者間のやり取りを合理化している。

投資家が重視していること

Durable Capital PartnersのCIOであるHenry Ellenbogen氏は、建設業界がデジタル変革プロセスの転換点にいると考えている。

「HaulHubには、顧客、パートナー、チームに対して価値のあることを提供し、より大きなビジネスを構築するための適切なチーム、技術、市場の経験があると信じています。」とEllenbogen氏は書面で述べている。

T. Rowe PriceのAndrew Davis氏にとって、HaulHubは世界で最も急成長している市場の1つにおいて、真の広範にわたるニーズを掴んでいる企業だ。

同社は、新たに調達した資金をエンジニアの雇用や、輸送管理プラットフォームの機能拡張に活用されると述べている。 また、Boston Business Journalに対して、現在30人のチームを新たに調達した資金で倍増するつもりであると伝えた。

出典:crunchbase news