ニュース&コラム | 2020-03-10

多くの企業がAIoTに取り組んでいますが、「Xiaomi(小米)」(注)はどう違うのですか?

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注:「Xiaomi(小米)」 中国語正式会社名:小米科技有限责任公司2010-03-03設立
深響 · 2020-01-16

「モノ」を単位とする巨大な入り口であるだけでなく、データ接続の状況の下で、人工知能と組み合わせ、AIoTは未来の扉への鍵となる。

©深響 オリジナル · 作者|王舷歌
核心のポイント
▪「Xiaomi(小米)」はなぜAIoTをそれほど重視しているのですか?
▪他のIoTポートフォリオと比較して、「Xiaomi(小米)」のAIoTは何が違うのですか?
▪AIoTの戦略で勝つための鍵はどこにありますか?

2013年、モバイルインターネットの大きな波が来たばかりで、携帯の新旧パターンが重なっていて、O2O(Onine to Offline)は絶対的な可能性のある分野でした。ハードウェアメーカーでも、インターネット会社でも、モバイルインターネットの超高速成長のメリットを受け、みんなが盲目的に狂騒している中で、できるだけ多くの果実を分かち合おうとしました。しかし、繁栄の下では、長期的な考慮すべき事項に気が付かないことがよくあります。今回の大きな波のメリットはとても「分かりやすい」ですが、次回の潮流はどこにあります?

2013年の終わりに、雷軍氏(Xiaomi小米 創始者&CEO&董事長)はインテリジェントハードウェアとIoT(Internet of Things)の趨勢を見ていました。『「Xiaomi(小米)」生態チェーン戦地ノート』本の序文で、次のように回想しました:「当時、私はトレンドを見ただけでした。 IoTが現実になるには少なくとも5年か8年かかると考えています。「Xiaomi(小米)」の携帯作りの成功経験で、100個の小さい「Xiaomi(小米)」みたいな会社をコピーし、IoTを事前にポートフォリオ化することを決定しました。

あっという間に6年が経ち、AIoT (AI人工知能+ IoT)を最初に提案した「Xiaomi(小米)」は、IoT分野に足場を確立し、AIoTスマートライフの定義者になりました。最新の四半期財務報告(Q3)によると、「Xiaomi(小米)」 IoTの生活消費財からの収益は156億元(約2340億円)で、前年比44.4%の大幅な増加でした。2019年の最初の3四半期で、IoTは「Xiaomi(小米)」に合計425.9億元(6390億円)を実現し、総収益の28.5%を占めました。これは、2017年の20%と2018年の25%から着実に成長しています。

2020年最初の営業日に、雷軍氏は「Xiaomi(小米)」のAIoT目標をさらに一歩進めました。「5G + AIoT」の戦場で、「Xiaomi(小米)」は今後5年間で少なくとも500億元(約7500億円)を投資すると新年のあいさつの中で述べました。

「Xiaomi(小米)」の成果は至る所で見受けられますが、IoTは複雑で特別な総合的な分野です。「Xiaomi(小米)」だけでなく、インターネットの巨人BAT(Baidu, Alibaba, Tencent)、ハードウェアアプライアンス背景のTCLとHisense、人工知能の分野の多くの企業がIoTの領域への資本投入を追加しつつあります。
AIoTは「モノ」を単位とする巨大な入り口であるだけでなく、データ接続の状況で、人工知能と組み合わせ、未来の扉への鍵です。中国工程院(CAE)の言葉を借りると、モノのインターネットは、人と物、物と物の間の情報の相互作用とシームレスな接続を実現し、物理世界のリアルタイム制御、正確な管理、科学的意思決定を実現します。

明らかに、この「未来はすでに来ている」という戦いが始まりました。では、未来を実現するための道はどこにあります? 「Xiaomi(小米)」のAIoTは何が違いがありますか? AIoTキャンペーンに勝つための鍵はどこにありますか?

「Xiaomi(小米)」 AIoTの長期的なレイアウト
他の携帯電話メーカーと比較して、「Xiaomi(小米)」のパイオニア的な優位性は明らかです。
IoTのレイアウトを最初にはじめた携帯電話メーカーとして、「Xiaomi(小米)」 IoTプラットフォーム接続デバイス数(携帯電話とラップトップを除く)は2億1,000万人、MIUI(Xiomiの携帯電話用OS)の月間グローバルユーザー数は2億9,200万人に達しました。

また、「Xiaomi(小米)」がAIoTのペースを加速していることを示す多くの兆候があります。

組織的には、インテリジェントハードウェア部、IoTプラットフォーム部、および技術委員会の設立、人工知能とクラウドプラットフォーム部の分離、大型家電事業部の追加などで、AIoTは徐々にステージの前に押し出されました。
人工知能部、ビッグデータ部、クラウドプラットフォーム部の3つの部門は、CEO雷軍氏に直属しています。これは、AIビジネスが独立しており、第1レベルの部門にレベルアップされていることを意味し、雷軍はテクノロジーの重要性をより重視しています。次に、「Xiaomi(小米)」はAIoT戦略委員会を設立し、「Xiaomi(小米)」 IoTプラットフォーム部のゼネラルマネージャーである范典をこの委員会の委員長に任命しました。
戦略的に、雷軍氏は2019年にAll in AIoTと5年間で100億元(約1500億円)を投資することを提案しました。 「2019年から、「Xiaomi(小米)」にとってAIoTは「All in IoT」です!「Xiaomi(小米)」の「携帯電話+ AIoT」デュアルエンジン戦略も最終的に決定されました。 AIoTの開発は、携帯電話と同じ重要な位置に置かれています。

2019年の終わりに、「Xiaomi(小米)」 グループのAIoT戦略委員会の委員長、「Xiaomi(小米)」 IoTプラットフォーム部のゼネラルマネージャーである范典は、IoTカテゴリの「Xiaomi(小米)」の戦略「1 + 4 + X」を発表しました。1は携帯電話、4はテレビ、スマートスピーカー、ルーター、ラップトップを含み、Xはビジネス生態系企業と協力企業によって提供されます。
もちろん、上記のように、「Xiaomi(小米)」は2020年に「AIoT」に全力をもって投資し続けます。今後5年間で、少なくとも500億元(約7500億円)が「5G + AIoT」に投資されます。これは間違いなく「Xiaomi(小米)」のAIoTへの堅い信念を全社および外部に示しています。

商品に関しては、AIoTはかなりの成長を遂げています。

携帯電話に加えて、2019年の終わりに、「Xiaomi(小米)」 TVは国内出荷1,000万台の目標を達成しました: 2019年上半期に、Mijiaエアコンの出荷は100万台を超えました。上半期のMijia空調の優れた成績は、「Xiaomi(小米)」の高効率ビジネスモデルが強く、業界を越える能力を持っていることを証明していますが、一方で、「Xiaomi(小米)」のIoTプラットフォームと「Xiaomi(小米)」自身のリダイレクト能力が強く、インターネットスマートホームが従来のアプライアンスに革新的な効果を持っていることを証明しています。

また、「Xiaomi(小米)」はIoT製品の組み合わせを継続的に強化しています:Mijia(米家)インターネットかまどセット、「Xiaomi(小米)」スマートウォッチ4、Xiaoai(小愛)スマート先生、「Xiaomi(小米)」 Mijia(米家)スマートドアロック、Xiaoai(小愛)スマート先生をサポートする洗濯乾燥機など。2019年9月30日の時点で、スマートフォンとラップトップを除くIoTプラットフォームに接続されたIoTデバイスの数は2億1,000万台に達し、前年比で62.0%増加しました。「Xiaomi(小米)」 IoTプラットフォームに接続された5つ以上のデバイスを持つユーザー数(スマートフォンとラップトップを除く)は350万人に増加し、前年比で78.7%増加しました。
To B側では、AIoTは「Xiaomi(小米)」が新しい世界を開くのを助けました。「Xiaomi(小米)」は2019年の開発者会議で、スピーカー、テレビ、ゲートウェイ、照明、温度制御など、カスタマイズされたソフトウェアプラットフォームと国内サービスの展開とアフターセールスなどの複数の側面から構成できるスマートホテルソリューションを発表しました。「Xiaomi(小米)」スマート不動産ソリューションもあります。部屋のほとんどのスマートデバイスに加えて、アクセス制御、駐車場、エレベーター、トランシーバーなどのコミュニティデバイスを接続することもできます。今年は2,000ユニットを提供する予定です。IoTエンタープライズスイートも正式に開始され、Bサイドアカウントは、清浄機やセンサーなどの製品を集中管理し、データ統計とよりカスタマイズされたサービスもあります。

これは、「Xiaomi(小米)」がAIoTを蓄積するために全社の力を活用する必要がある理由にもなります

トレンドに関しては、国際データ会社の推定によると、インターネットに接続されるデバイスの数は2016年の110億台から2025年の800億台に急増します。その時点で、毎年180ゼタバイトのデータが生成されます。これは、2013年の年間4.4ゼタバイトおよび2020年の年間44ゼタバイトをはるかに上回っています。
雷軍は、AIoTはすべてのインテリジェントな相互接続であり、次世代のスーパーインターネットであると考えています。未来、すべての家庭のデバイスが相互接続され、音声と人工知能を使用して相互作用できるようになります。これは今後10年間に亘り、世界で最も重要な技術開発トレンドです。
5G + AI + IoTの組み合わせは、接続数の急増だけでなく、より構造化された変化ももたらします。雷軍は、「人々の解放、社会生活の不安の軽減、持続可能な環境開発の維持、そして人生の幸福感の改善と見なされるべきだ」と理解しています。

このような大きなトレンドの下で、「Xiaomi(小米)」は、ユーザーがAIoTの世界と接触する最初の手段になる可能性があります。AIoTの魅力は、「些細な動きがあらゆる局面に影響する」ことであり、1つの入り口の精神的な占領によって転化されるユーザーの粘着性は計り知れないものがあります。
投資アナリストによると、エンタープライズIoTの場合、「将来の競争はハードウェアではなく、データの付加価値と管理にあります。」「Xiaomi(小米)」 IoTプラットフォームは2億台近くのデバイス接続に加え、携帯電話MIUIは超2億人のユーザーと「Xiaomi(小米)」.comのユーザーで、ビッグデータ統合で大きな利点を形成します。また、これらの膨大な数のユーザーの蓄積は、プラットフォーム規模の効果を形成し、さらなるリダイレクトための限界費用を削減します。
資本市場の観点から見ると、「Xiaomi(小米)」はハードウェア企業と見なされることに苦しんでいて、株価収益率は20未満です。しかし、「Xiaomi(小米)」のAIoT戦略が徐々に明確になったことで、市場も「Xiaomi(小米)」のユニークな価値を認識し始めました。
野村證券は最近、「Xiaomi(小米)」の第3四半期のスマートフォン粗利益率が予想を上回り、モノのインターネット(IoT)ビジネスが好調で、「Xiaomi(小米)」の「購入」投資評価を維持し、HK $ 11の目標価格というレポートを発表しました。

CITIC証券は、中期的には世界のスマートハードウェア業界が活況を呈していると考えていて、「Xiaomi(小米)」はIoT業界の設計およびサプライチェーン管理において有利な立場にあることを考慮して、CITICは「Xiaomi(小米)」のIOTビジネスは30%以上の複合成長率を維持すると予想しています。
また、携帯電話はAIoTへの重要な入り口であり、AIoTは今度は携帯電話事業に恩恵を「フィードバック」させて、「Xiaomi(小米)」の携帯電話分野での継続的に発展を助けつつあることも注目に値します。
「Xiaomi(小米)」は「1 + 4 + X」戦略的展開を提案しましたが、Huaweiは「1 + 8 + N」生態レイアウト、vivo(中国の携帯電話メーカー)は「1マスターと3アシスタント」、OPPO(中国の携帯電話メーカー)はスマートウォッチおよびARメガネ製品リリースを提案しました。これらはすべてIoTエントリーの戦いですが、みんなの考え方とリズムはまだ非常に異なっています。
vivoは2018年9月にIoTへの参入を正式に発表しました。 Joviのインテリジェント音声システムに基づいて、アプリケーション層プロトコルの確立によりJovi IoTを確立しました。OPPOは2019年にIoTの展開を開始しました。年末の開発者会議で、 IoT展開のためのHeyThingsを初めて発表しました:HuaweiのIoTは、主にクラウドサービス、通信ビジネステクノロジー、および産業レイアウトです。

「Xiaomi(小米)」は違います
誰もがIoTの利点を認識しており、みんな挑戦を始めています。競争が近づいており、「Xiaomi(小米)」もさまざまな利点を示す必要があります。
CICCアナリストは、「Xiaomi(小米)」 AIoTには次の4つのユニークなところがあると考えています。
生態系チェーン会社がより良い製品を提供できるようにします;効率的な方法でお客様を会社の小売チャネルに引き付けます;人気のある製品は、独特のIoTプラットフォームを形成できます;収入の多様化。
実際、「Xiaomi(小米)」の利点は、より早いビジネレイアウト、巨大の量の多次元エントリー、および体系的なデータの形成と適用。これらの利点は相互に関連しており、AIoTの重要なポイントになります。

A-I-O-Tを分解して見ましょう。これらの4文字のうち、Oは前置詞であり、他の3文字は3つの実際の意味がある言葉であり、AIoTの3つのキーワードも表します。
AはAI人工知能です。AIoTのコアバリューは、多くのアクセサリデバイスではなく、コアデバイスにあるAIによって提供される経験からもたらされます。「深響」は、「モノのインターネットの父」であるKevin Ashtonとも簡単なやり取りをしましたが、彼はモノのインターネットは非常に複雑で高級の自動化プロセスであり、携帯は単なる携帯ではなく、コネクタだと考えています。
ただし、AIが得意な企業にはデバイスがなく、テクノロジーそのものに焦点を当てたソリューションを提供することに重点が置かれており、システム全体をボトムアップ的に占有することはできません。

Iはインターネットネットワークです。オンラインビジネスが得意なインターネットの巨人は、当然IoTの大企業です。AlibabaとBaiduの両方がIoTプラットフォームを立ち上げました。Alibabaを例にとると、現在、チップ、組み込みシステム、IoTプラットフォーム、ETブレイン、および産業用インターネットプラットフォームに重点が置かれていますが、デバイス層では会社の性質による制限、外部の協力に依存しています。

TはThings(機器/デバイス)です。インターネットに欠けているハードウェアの部分は、ハードウェア会社の本拠地です。これは、AIoTの入り口がT、データコレクターがT、アプリケーションシナリオがTであるためです。これにより、ハードウェア会社はレイアウトを開始する自然な利点を得ることができます。
2019年3月、TCLはAI×IoTの領域に完全に入ったと発表しました。TCLのスマートターミナルビジネスグループのCEOである王成は、今後3年間で、単一のカテゴリのみを生産するメーカーと、ユーザーに接続およびコンバージェンスサービスを提供できないメーカーが排除されると考えています。あらゆる種類のスマート端末を提供できるメーカーのみが、究極のヘッドプレーヤーになれます。また、別の家電大手のHisenseもさまざまなAIoTコンセプト製品を発売しました。
モノのインターネットは、接続されたハードウェアと同じではありません。AI、I、T、および3つの組み合わせは、競争で勝つためのキーワードです。「Xiaomi(小米)」はたまたま3つのキーワードの交差点に立っています。

「Xiaomi(小米)」の携帯からテレビ、ウェアラブルデバイスや家電、「Xiaomi(小米)」生態系チェーンレイアウトのあらゆる側面まで、これらの製品マトリックスにより、大規模なデバイス接続が可能になります。同時に、大規模なユーザーはビッグデータを購入と使用のシーンのビッグデータをサポートとし、AIベルトにエンドレスの燃料源を提供します、MIUI/AIOSのシステムアプリケーション能力は優れたネットワーク生態とユーザー体験を作成できます。
「AIoTとスマートライフの持続可能な利点をインテリジェントフルシーンの絶対的な勝利に変換し、インテリジェント時代の王の地位を徹底的に確立する必要があります。」-雷軍の新年の叫びは理由がないわけではありません、「Xiaomi(小米)」はAIoTで未来を打ち破る自信を持っています。

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本文のソース:深響

出典:QMP news