ニュース&コラム | 2020-03-12

欧州の生殖補助医療市場に立ち向かうために、「安心欧孕」(注)は1000万元以上の評価でエンジェルラウンドの資金調達を実現

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(注)「安心欧孕」:中国正式会社名:北京安心欧韵国际医疗科技服务有限公司、2019年10月25日設立)
日本語会社名:北京安心欧韻国際医療科技服務有限会社

「36Kr」2020-02-21

国境を越えた生殖キャッシュフローは安定している

36Krによると、欧州の生殖補助医療に従事する「安心欧孕」が最近エンジェルラウンドの資金調達を完了したとの情報を得た。投資家は「華岩資本」(注:华岩资本有限公司)(英名:China Rock)であり、投資後のバリュエーションが1,000万元を超える。

現在、国内の不妊率は急速に上昇しており、カップルの8人に1人が不妊の問題を抱えている。国内市場における差し迫った需要は、同時に、海外での生殖補助医療の大きな機会をもたらす。

「安心欧孕」は「36Kr」が注目している医療サービスブランドであり、ヨーロッパの生殖補助医療市場に引き続き、中国の顧客に生殖補助医療ソリューションを提供している。

国境を越えた生殖補助産業では、「安心欧孕」の商品価格は比較的廉価で、「70,000元(約1,000,000円)の価格で全EU諸国を対象とした卵子の冷凍化サービス」、「120,000元(約の1,800,000円)の第三世代試験管ベビー」、および「第四世代の試験管ベビー」が導入されている。 その他のサービスパッケージもある。

低価格を維持しながら、「安心欧孕」の有している医療資源は依然として高いレベルを維持している。どのように運営しているのか? たとえば、「東ヨーロッパ生殖補助医療」は「安心欧孕」が発売した最初の製品であり、同社は東ヨーロッパの多くの主要病院と独占的なパートナーシップを確立している。東ヨーロッパの医療価格はタイと同レベルである。東ヨーロッパには優れた医療資源があり、「Lancet」(注:世界で知名な医学雑誌) Global Medical Quality Rankings(2016)によると、クロアチアの婦人科医療の質は東南アジアよりもはるかに優れており、良好な医療条件と高い成功率を誇っている。

病院との協業の選択において、「安心欧孕」はヨーロッパの殆どのトップ病院のみをパートナーとして選択し、殆どの病院と中国の企業として独占的な関係を確立している。 ヨーロッパには、生殖補助医療に関する厳格な法律と管理があり、「安心欧孕」はヨーロッパに会社を設立し、GDPR(General Data Protection Regulation)の監督下にあるため、個人のプライバシーも十分に保護されている。

「安心欧孕」の創設者である李橋(中国語:李桥)は次のように述べている。「現在、中国国内の不妊率は12.5%-15%へと急速に上昇しています。この比率は、供給不足で市場需要を生み出します。資本投資を通じて病院への投資と医療機器を迅速に構築できても、経験ある医者を作ることは出来ません。例えば、「安心欧孕」と契約を結んだクロアチアのシモニッツ教授は、1984年初めに、東ヨーロッパで最初の試験管ベビーを成功裏に誕生させました。中国よりも5年早かったです。シモニッツ教授はいまもザグレブ生殖補助医療センターにいますが、30年の経験を持つこのような医師は、最終的な生殖補助医療を成功させる決定的な要因です。そして、同社が顧客に真の高品質な医療サービスを提供し続けることができるように、彼らとの独占的なパートナーシップの確立に努めています。」
「華岩資本」(注:华岩资本有限公司)の導入後、「安心欧孕」は資金調達資金と「華岩資本」の企業ネットワークを利用して、より高い顧客体験(カスタマーエクスペリエンス)を提供するために、より質の高い医療資源との協業パートナーを探し出していくという。

記事は著者の意見のみを表し、著作権は元の著者に帰属します。転載が必要な場合は、記事にソースと著者名を明記してください。

ニュースの出典:「36Kr」

出典:QMP news