ニュース&コラム | 2020-03-05

「WHITE RHINO」(注1)は「ESTAR CAPITAL」(注2)からの追加投資を受け、消費者向け配達の常時運営を目指す

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注1:「WHITE RHINO」(日本語:白いサイ(動物))正式中国語会社名:白犀牛智达(北京)科技有限公司 2019-03-13 設立
注2:「ESTAR CAPITAL」中国語ブランド名:辰韬资本 正式中国語会社名:上海辰韬资产管理有限公司 2014年 設立

36Kr  2020-03-04

「WHITE RHINO」は設立から「ESTAR CAPITAL」のシード投資を受けた

36Krの情報源によると、消費者向け配達の自動運転企業「WHITE RHINO」は「ESTAR CAPITAL」からの追加投資(調達金額は未公開)を受け、主に製品開発とオペレーションに資金を投入する予定とのこと。
「WHITE RHINO」は2019年4月設立で、Baidu自動運転チーム出身の朱塁が創業者。「WHITE RHINO」を作る前に、朱塁は別の自動運転企業の共同創業者であった。
数週間前、36Krの報道で、元Baidu自動運転コアメンバーの夏添が「WHITE RHINO」に加入し、共同創業者兼CTOを務めた。夏添はBaiduのT9技術専門家で、チームを率いて自動運転の深層学習システムを構築した経験を持ち、L3、L4、Robo-Taxi、スマート道路などのプロジェクトをもリードしてきた。

「WHITE RHINO」は去年の10月にデモカーを完成し、北京自動運転模範区にてテストを開始し、12月にはオペレーションも始めた。現地の大手野菜プラットフォームやスーパーと提携し、エリア内の住民や社員向けに食材の配達を行い、現在までに300以上の注文を受注している。配達は平均して1-3キロの距離で、15-30分かかる。また、コロナウィルス期間中に、武漢の方舟病院にて無人配達サービスを無料で提供。

今年2月、「WHITE RHINO」はBaiduのApolloオープンプラットフォームに加入し、自社のV2XシステムにBaidu Apollo技術を搭載し、Baiduと一緒に全国各地の自動運転デモプロジェクトに参画した。

「WHITE RHINO」が北京にて試験運営(写真はWHITE RHINOが提供)

「WHITE RHINO」はマルチセンサーフュージョン技術を採用しており、高ビームのレーザースキャナーや、短距離レーザースキャナー、カメラ、超音波レーダーなどのセンサーを搭載。よく見られる10KM/hの無人配達カーに比べ、「WHITE RHINO」は最高時速25km/hで、より効率よく配達ができるが、技術的な難易度が高く、将来は開放道路での高速自動運転に移行しやすいという。
「WHITE RHINO」のCEO朱塁が36Krにこう述べた。彼らは無人配達技術以外に、「運営」と「技術」の両面でソリューションの商業化を進めていく。今年は北京自動運転模範区での常時運営を開始し、2021年にはスケールアップする。

「WHITE RHINO」が武漢方舟病院にて無人配達サービスを提供(写真はWHITE RHINOが提供)

「WHITE RHINO」は設立時に「ESTAR CAPITAL」からシードラウンドの投資を受けた。今回の追加投資について、「ESTAR CAPITAL」の賀雄松が以下のように述べている「数年の発展を経て、皆さんが自動運転業界の注目が技術から商業価値に重点が移りつつある。技術、道路権利、コストなどの多くの課題を抱え、無人配達は低速で、閉鎖したエリア、低コストの面で、より早くビジネスを実現できる。現在、無人配達は一部のエリアで既に商業価値を証明しており、技術の進歩とコストダウンにより、今後はさらに多くのシーンに浸透していくでしょう。「WHITE RHINO」のチームは専門性が高く、フォーカスしており、創業者同士はお互いに補完性が高い。また、我々の企業は技術、製品、オペレーションの面で遥かに期待を凌駕している」

現在、「ESTAR CAPITAL」は低速無人配達や鉱山無人配達などの領域に複数のL4自動運転企業に投資しており、これらの企業は今後提携していく予定
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ニュースソース:36Kr

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