ニュース&コラム | 2020-03-03

ZoomInfoがIPOを申請、5億ドルを調達予定

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Mary Ann Azevedo, February 27, 2020

ZoomInfo Technologiesは、IPOの申請をするために、最近で最も多額の資金を調達したSaaSプレーヤーだ。

セールスおよびマーケティングチーム向けのクラウドマーケットインテリジェンスプラットフォームを運営しているワシントン州バンクーバーが本社の同社は、最大5億ドル(約542億円)の調達を目指している。その金額に達するか、またはその金額を超えると、売出し価格は、ここ数か月で最も大きなソフトウェアのデビューの1つとしてランク付けされる。

大規模なIPOの1つに期待されているように、ZoomInfo Technologiesは証券市場の新規参入者としてはかなり大きな収益を上げている。2019年の同社の収益は、前年の1億4,400万ドル(約156億円)から2億9,300万ドル(約317億円)に増加した。 (増加の一部は、昨年の大規模な買収によるものだ。詳細については後述を確認してほしい。)

しかし、IPOを予定している多くのソフトウェア会社と同様に、ZoomInfo Technologiesも利益が上がっていない。同社は、2018年の2,860万ドル(約31億円)から2019年には7,800万ドル(約85億円)の純損失を計上した。その損失は、研究開発費の急激な増加と相まって、セールスおよびマーケティング支出の2倍以上を伴ったからだ。

ZoomInfo Technologiesが、現在の組織構造になったのは最近である。過去にはDiscoverOrgとして知られていた同社は、2007年に現在のCEOであるHenry Schuck氏によって共同設立された。2019年2月、マサチューセッツ州ウォルサムに本社を置くビジネスユーザー向けの連絡先情報のプロバイダーとして知られるZoom Information(ZoomInfo)を買収した。その後、9月に、DiscoverOrgは社名をZoomInfoに変更したことを発表した。

買収前は、DiscoverOrgとZoomInfoの両社とも、プライベートエクイティからの支援を受けていた。DiscoverOrgは、2018年に少数株主持分をプライベートエクイティ投資家のカーライルグループに売却した。ZoomInfoは以前、2017年にプライベートエクイティ会社Great Hill Partnersに買収さていた。

現在、ZoomInfo Technologiesは、約192,000人の有料ユーザーが同社のプラットフォームを使用しており、顧客リストには14,000社以上の企業が含まれていると推定されている。

出典:crunchbase news