ニュース&コラム | 2020-02-28

Last Week In Venture:穀物売買、記憶力強化、そしてHugging Face

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Jason D. Rowley, December 20, 2019

こんにちは、そしてLast Week In Ventureへようこそ。先週のベンチャーに関するニュースのうち、気になったもののいくつかを取り上げたいと思います。

世界中で、ユニコーンや上場企業が脚光を浴びている傍らでは、多くのスタートアップが黙々と未来へ向けて事業を構築することに専念しています。彼らのストーリーを追う事で、次にどんなトレンドが来るのかを嗅ぎ取ることが出来ます。

それでは、ベンチャー界隈で起きた先週の出来事を追っていきましょう。

Bushel

あなたが穀物農家だとしましょう。あなたは、たくさんの作付面積とたくさんの器材を手に入れました。そして、季節が最悪の状況ではないと仮定すると、たくさんの穀物が収穫期を迎えます。どうやってその穀物を現金に変えて、運用費を支払い、最終的に家族を養うのでしょうか。

かつて、作物を収穫して穀物倉庫に運び、市場価格に基づいて、そこで買い手と交渉する時代がありました。ご想像のとおり、これはやや面倒なプロセスです。しかし、新しい世代の穀物生産者は、積極的な携帯電話およびWebユーザーであり、彼らが収穫した作物を購入してくれる穀物倉庫と繋がるためのより良い方法を探しています。

ノースダコタ州ファーゴに本社を置くBushelは、穀物倉庫事業者の市場データおよび会計システムを直接統合し、穀物購入者と穀物生産者の間の、よりスムーズなインターフェースを構築するホワイトラベルのモバイルおよびウェブソフトウェアを展開しているスタートアップです。一部の競合他社のように、1箇所の市場プラットフォームに取引所を集中させるのではなく、Bushelは穀物倉庫の顧客の特定のニーズに基づいて、プラットフォームソフトウェアのブランドインスタンスを加速させています。このように分散化したアプローチを取ることで、Bushelは米国の穀物量の15%以上に関与することが出来ます。

今週、同社はContinental Grain CompanyがリードしたシリーズBで1950万ドル(約円)の資金調達を発表しました。 Germin8 Ventures、Lewis&Clark Ventures、および既存の投資家を含む人々が同ラウンドに参加しました。

Hugging Face

ロボットのような人もいれば、ロボットの助けを借りる人もいます。 Hugging Face自体はロボットを製造しませんが、OpenAIのGPTおよびGPT-2モデルの実装を含む、自然言語処理およびテキスト生成のためのオープンソースフレームワークであるTransformerを開発しました。そのフレームワークは、この記事を執筆している時点で、Githubにおいて19,000以上の星を獲得しています。

継続的な事業拡大と商業化に必要な資金を獲得するために、同社はLux CapitalがリードしたシリーズAで1500万ドル(約16億4,000万円)を調達しました。同ラウンドには、BetaAI、Kevin DurantのThirty Five Ventures、A.Capital Ventures、OpenAI CTOのGreg Brockman、MetaMind CEOのRichard Richardが参加しました。

Humm

あなたの脳は、電気で動いている、しわの多い脂肪とタンパク質の塊です。脂肪とタンパク質の塊に、電気的な刺激を加えると、より良い記憶を獲得することが出来ます。 今回は額にパッチを取り付けることで記憶力を強化することが出来ると説明しているメーカーHumm Technologiesを紹介します。

TechCrunchの記事によると、同社が40人を対象に独自の調査を実施したところ、特定の種類の記憶力テストでは、対照のグループと比較して記憶力が20%向上したことがわかりました。このブレインザッピングヘッドバンドを商品化するために、同社はBlueYard Capitalのリードにより260万ドル(約2億8,500万円)のシード資金を調達しました。CRCM VenturesとBerkeley SkyDeck Fundも同ラウンドに参加しています。

これでこの記事は終わりです! 休日に旅行する人は、安全に旅行を楽しんでください!

出典:crunchbase news