ニュース&コラム | 2020-02-27

空気清浄機を開発するMolekule、シリーズCで5,800万ドル(約64億円)を調達

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Sophia Kunthara, February 25, 2020

空気清浄機を開発するスタートアップMolekuleが、シリーズCラウンドで5800万ドル(約64億円)を調達したと火曜日に発表した。

Molekuleの共同設立者であるJaya Rao氏は、Crunchbase Newsによるインタビューで、研究開発への投資と事業規模拡大のために、新たに調達した資金を使用する予定だと述べた。

Molekuleの空気清浄機は、数年前から市場に登場しているが、Rao氏によると、同社は基本的に20年前から開発を続けていると述べている。

「私たちは20年以上にわたって、この会社で何らかの形でものづくりを行ってきました。」とRao氏は話している。「アカデミックな研究、またはプロダクトを開発する現場での努力かに関わらずに、双方に渡ってです。」

市場に登場している空気清浄機のほとんどは粒子を捕らえる構造のため、実際にはエアフィルターである。一方、Molekuleのデバイスは、光電気化学酸化を使用して、実際に汚染物質を破壊する。

空気清浄機は人気が高まり、WirecutterやConsumer Reportsなどのレビュアーからはあまり好ましくないスコアも受け取ることにもなったが。

Rao氏は、収益に関する指標を共有することは見送ったが、同社は強力なリピーターを抱えており、製品の販売を開始して以来、前年比フィルターサブスクリプション収益が3倍に増加したと述べた。

Molekuleは現在、空気清浄機を799ドル(約88,000円)で、「Air Mini」を399ドル(約44,000円)で販売している。サンフランシスコ近代美術館やニューヨーク近代美術館などとの2、3のコラボレーションに加えて、AmazonはMolekuleの消費者向けショースペースとなった最初の企業であった。しかし、新たな資金調達により、同社は「消費者が最も関心を持っているチャネルにおいて、どのように当社の製品を購入可能にするかを検討している」とRao氏は語った。

Crunchbaseによると、新たに調達した資金により、Molekuleの累計調達額は9640万ドル(約106億円)となった。 Molekuleは、2017年7月にCrosslink Capitalがリードし、シリーズAで1010万ドル(約11億円)を調達した。2018年11月にはFoundry Groupがリードし、シリーズBで2500万ドル(約27億6,000万円)を調達した。

出典:crunchbase news