ニュース&コラム | 2020-02-07

Top HatがシリーズDで5,500万ドル(約60億円)を調達

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Natasha Mascarenhas, February 4, 2020

Top Hatは、伝統と遺産の象徴である分野、高等教育を革新しようとしている。トロントのスタートアップは、教科書出版社が教材のコンテンツを、印刷物のみからデジタルでも活用出来るものにすることを支援している。また、2020年以来、コンテンツのカスタマイズが可能でインタラクティブなレッスンを追加している。

Top Hatは、既存の投資家であるGeorgian PartnersとInovia Capitalが共同でリードし、シリーズDで株式と借入の組み合わせにより5,500万ドル(約60億円)調達したと発表した。Union Square Ventures、Emergence Capital、Leaders Fundなどの、他の投資家も今回のラウンドに参加した。

スタートアップは、教科書の出版を手掛ける出版社、Fountainhead PressとBluedoor Publishingとのパートナーシップを構築することで、古くから使われているシステムに介入している。 Top Hatによると、「北米の上位1,000の高等教育機関の750校で、270万人以上の学生がTop Hatを使用したコースに登録しています。」

「学生の65%が、最新版の教科書を購入しないことを選択していることから、修正しなければならないのは、教育出版の段階で何かが腐敗して機能していないということだ。」と、Top HatのWebサイトでは説明されてある。

しかし、同社は、教科書のデジタル版以上のものを提供しています。スタートアップは、ディスカッションボードなど、生徒を惹きつけるための教師向けの機能を提供することが出来ます。教師と生徒の両方にとって、一定のレベル間でのインタラクションは、午前8時の講義に出席したことのある人にとってさらに重要だ(自宅に珈琲を忘れて眠気がまだ残っているなら猶更だ。)

「オールインワンティーチングアプリ」の機能は、宿題のチェックからテスト問題の送信、教員に独自の教科書を作成する機能の提供まで多岐にわたる。

また、教科書を交換し、教員同士がやり取りを出来るようにし、コンテンツが絶えず変化する分野の需要に一致するよう応え続けられるようにするようのTop Hat独自のマーケットプレイスも提供している。

最後に、教育に関して言えば、リソースへのアクセスに関する議論では、手頃な価格に対応する必要がある。 スタートアップは、このプラットフォームの利用には月額4ドル(約440円円)、1冊あたり35ドル(約3,900円)が必要だ。これは、学生が紙だけのコピーを購入するより手頃な価格だ。 平均的なフルタイムの学生は毎年教科書の購入に1,000ドル(約11万円)以上を費やしているため、大幅な節約になるだろうと同社は説明している。

資金調達の発表に加えて、Top Hatは奨学金の受給対象者を発表し、北米の5人の学生に合計100,000ドル(約1,100万円)を支給した。

出典:crunchbase news