ニュース&コラム | 2020-02-04

2019年はカンザスシティのスタートアップ資金調達の最高記録を樹立した年に

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削除されたツイートで、大統領はカンザス州の勝利を祝福したが、誰もが知っているようにカンザスシティはカンザス州ではなくミズーリ州にある。

ベンチャー研究組織のカウフマン財団はミズーリ州カンザスシティを本拠地とするように、この土地は起業家精神に富み、新技術(Google Fiberのような)と革新イニシアチブの試験場でもある。

カンザスシティと周辺の大都市圏には多くのスタートアップ企業がある。過去一年だけで、企業たちはこの都市から合計1億6940万ドルを調達し、新記録を樹立した。以下の図が、過去5年間においてミズーリ州カンザスシティとノースカンザスシティのベンチャーディール件数と資金調達額を示している。

プライベートマーケットデータは、レポートの遅延の影響を受けるため、2019年に21件以上の取引が成立したことは事実上確実であるが、それらの取引情報をCrunchbaseに追加するには数四半期後になる場合がある。

2019年にはPaylyは資金調達に大きく貢献した企業の1つである。

今朝、PayItの創設者兼CEOである John Thomson と電話会談を行い、この地域のスタートアップシーンについて、彼の考えを聞いた。彼の会社は昨年3月に1億ドルのシリーズBを実現し、カンザスシティの昨年の最大資金調達ラウンドをマークした。

2013年に設立されたPayItは、モバイルトランザクションおよび決済プラットフォームを通じて、州、地方、および連邦政府とのビジネスの簡素化を目指している。Thomsonによると、現在、企業は従業員115人(その大半はカンザスシティ本社で働いている)があり、2019年の売上高はGAAP300%増だった。

Insight Partnersは、昨年3月にシリーズBを主導し、1億ドルを投資した。(これは、同社の2016年シリーズAの450万ドルと比べれば非常に多額な調達である。)

彼は、その資金を「市場成長と研究開発に使いたいと述べた」。

トムソンは、スタートアップはカンザスシティ拠点を置くと、いくつの利点があると指摘した。例えば、地元には多くの有名大学があり、「コンピューターサイエンス才能をもつ」人材がたくさんいる。また、GarminやSprintのような有名ハイテク企業が都市圏に点在している。

それに「この街にはある特別なものがある。それは皆がお互いに助け合う精神があるということだ」とトムソンは言い加えた。「中西部特有の優れた労働倫理もある。」

しかし、一般的に、彼と彼のチームはどこにでも世界クラスのハイテク企業を構築できると自信を持っていると言った。

「我々はそれを証明できる企業をいくつか持っている。」と彼はCrunchbase Newsに語った。「アメリカンフットボールのようなものだ、もしあなたがクォーターバックをこなせるならば、VCはどこにいてもあなたを見つける。VCは、どこにでも素晴らしい企業を構築できる」と述べた。

Revolution’s Rise of the Rest Seed FundのマネージングパートナーであるDavid Hallは、彼の会社はカンザスシティの技術エコシステムの成熟度に感銘を受けていると語った。

「カンザスシティには、優れた大学、強力な企業セクター、Firebrand VenturesやKCRiseのような投資家が適切な要素をすべて備えており、スタートアップの強力な基盤構築を支援している」とメールで書いた。「私たちは、BacklotCars と Replicaの投資家として非常に誇りに思っている。二社はそれぞれ自動車卸売市場と都市を再構築しようとしている。」

出典:crunchbase news