ニュース&コラム | 2020-02-04

Last Week In Venture:水の行き先、そして世界のポッドキャストを見つける方法

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Jason D. Rowley January 31, 2020

こんにちは、そしてLast Week In Ventureへようこそ。先週のベンチャーに関するニュースのうち、気になったもののいくつかを取り上げたいと思います。

誰にとっても問題ではあるものの、最も手に負えない問題があり、その問題を解決しようとしている企業があるようです。大企業のようにスポットライトが当たることがなくても共有されるべき価値のあるストーリーを持ったスタートアップがあります。これは、投資家が、どんな小さな賭けに出たのか、未来がどのように変わっているかを垣間見る機会です。

それでは、ベンチャー界隈で起きた先週の出来事を追っていきましょう。

ポッドキャスティングのピッチが気になる投資家達

あまり言いたくはありませんが、「VC Twitter」が最も盛り上がっていたのは2018年頃まで。今はポッドキャスティングに関心を持っているVCが増えています。ポッドキャスティングの開始、誰をゲストに呼ぶか、ゲストに関する非常に重要な洞察をVC Twitterまたはニュースレターで共有します。Twitterはほぼ全員が使っていますしね。

ポッドキャスティングのセクターで(SpotifyによるAnchorやGimlet Mediaの買収などによる)経済的な成功を収めた後、ベンチャー投資家はポッドキャストのコンテンツをつくることだけでなく、セクターでのビジネスチャンスを見出しています。

今週はポッドキャスト関連の企業といくつかの取引が行われました。

Podsights

ニューヨークに拠点を置くPodsightsは、ポッドキャスティング業界向けの広告プラットフォームを構築しています。ポッドキャストを聞いたことがあれば、マットレスやウェブサイト制作などの広告を聞いたことがあるでしょう。これらの広告は、商品を購入する際にスポンサーのWebサイトでオファーコードを使用するようリスナーに呼びかけます。この方法だとオファーコードを使用しないことも多いでしょう。 Podsightsは、会社が「アナリティクスプレフィックス」または「ホスティングプロバイダーのトラッキングURLとJavaScript SDKを介したブランドのサイト」と呼ぶものを介してポッドキャストと統合することにより、そのギャップをなくそうとしているようです。
最終結果は?ブランドに競争力を与え、広告キャンペーンのレポートを作成し、購入者属性を取得します。同社はプライバシーを重視していると言っていますが、ポッドキャストにトラッキングピクセルに相当するものを追加していることを覚えておく必要があります。 PodsightsはBetaworks Ventures、Greycroft、メディア投資家であるBDMI、Rooks Nest Ventures、および数名ののエンジェル投資家からシードラウンドで150万ドル(約1億6,300万円)を調達しています。

Podchaser

ケンタッキー州ルイビルのポッドチェイサーは、ポッドキャストを発見する側にいる事業を展開しています。

ポッドキャスティングは、オープンプロトコルであるRSSの上段に位置する分散型の業界です(そして今後もそうなることを期待しています)。 Podcastは、Yahooが1994年にディレクトリの構築を開始する前のWebと考えることができます。それはまさに、Podchaserが進めていることを同じです。つまり、市場で最も包括的なポッドキャストデータベースを構築することです。同社のWebサイトでは、クリエイター向けのプロファイル機能と、彼らがホストし、出演するポッドキャストを掲載します。ユーザーは、独自のポッドキャストに関するキュレーションリストを作成して共有できます。

今週、同社はHigh AlphaとHyde Park Venture Partnersが共同でリードし、シードラウンドで165万ドル(約1億8,000万円)を調達したと発表した。また、Poplar Ventures、Lunsford Capital、そして個人のエンジェル投資家も参加しています。

水の行き先を知る

「踏んだり蹴ったり」という諺があります。米国のSpatial Hazard Events and Losses Database(アリゾナ州立大学が管理するSHELDUS)の分析によると、1960年から2016年にかけて、洪水による直接的な損害による被害総額は1,078億ドル(約11兆7,000億円、米国全土で起きた洪水被害の73%)に上り、その損害は都市部で発生し、全国で20,141の都市郡が影響を受けました。

気候変動が将来の暴風雨が益々強くなる恐れがあるため、都市部での洪水がより一般的になり、一部の地域ではより深刻になる可能性があります。システムの容量がオーバーするか完全に故障した場合を除いて、ほとんどの都市居住者は治水対策のためのインフラの存在を当然のことだと考えています。しかし、都市エンジニアにとって、雨水をどう処理するかを考えることは頭を悩ませる仕事であり、地方自治体のインフラ予算の大きな項目です。

雨の多い都市として有名なシアトルに拠点を置くStormSensorは、センサーをいたるところに構築および展開して、都市の排水インフラストラクチャを通る流れを監視します。雨水管理だけでなく、市の下水道や雨水管への違法投棄を追跡し、オーバーフローを追跡するためのソリューションとして、同社は製品を宣伝しています。 StormSensorは、ハードウェアに加えて、現場のセンサーからデータを自動的に収集し、その情報をダッシュボードに表示するクラウドベースのシステムも開発しました。

StormSensorは、2015年にAnya Stettler氏とErin Rothman氏によって設立されました。以前は、Techstarsを含む、水と緑のインフラストラクチャに焦点を合わせたインキュベーターとアクセラレータプログラムに支えられていました。 今週、StormSensorは、ミネアポリスに拠点を置く女性創業者が率いるテクノロジービジネスの支援と成長に焦点を当てた投資家であるSophia Fundから、さらに140万ドル(約1億5,220万円)の資金を調達しました。 ラウンドを発表したコメントでは、Stettler氏とRothman氏が彼らのベンチャーのためにこれまでに260万ドル(約2億8,300万円)を調達したと言いました。

出典:crunchbase news