ニュース&コラム | 2020-01-22

過去十年間、最大のベンチャーラウンドを振り返って見る

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Sophia Kunthara, December 23, 2019

2019年はもうすぐ終盤に差し掛かり、Crunchbase Newsは、すべてのメディアと同様に、過去の重大な時刻を公開する義務を負います(ほとんど冗談です)。そして、スタートアップとベンチャーキャピタルは私たちのジャンルである以上、2010年代の最大のベンチャー取引を取り上げようと考えました。

過去10年間を振り返ると、時代は我々をよりシンプルな時代に連れて行き、世界最大のベンチャー資金調達ラウンドが9桁にすぎませんでした。2010年、Uberはまだ初期段階にあり、「ユニコーン」という用語はまだ造語されておらず、人々はまだBlackBerriesを使ってビジネスの取引を行っていました。

いくつかの事実をわかってほしい:このリストには、Crunchbaseのデータによる企業のシリーズA、Bなどのベンチャー資金調達ラウンドを含め、他の種類の資金調達例えばPE融資など他種類の資金調達は含まれていません。また、製薬会社は通常、異常に高額の資金を調達する必要があるため(臨床試験など)今回、除外されています。
ここ10年間、ベンチャーキャピタルにおいてもスタートアップやプライベートおよびパブリックマーケットの世界は大きく変化しています。ここで我々と一緒に振り返ってみましょう。

2010: Better Place はシリーズ Bの3億5000万ドルを調達

Betta Pharmaceuticalsを外れた後、Better Placeの3億5千万ドルのシリーズBは、2010年の最大のベンチャー資金調達になりました。2010年を振り返ってみると、3億5,000万ドルがその年のスタートアップにとって最大のベンチャー資金調達ラウンドであり、現在は数億から数十億の規模の資金調達ともて普通になっていることがわかりました。それにしても、シリーズBで3億5,000万ドル調達したことは今にでも高額なことでしょう。Better PlaceのシリーズBは最終的に同社の最大の資金調達となりました(後に2億ドルのシリーズCと別のベンチャーラウンドで1億ドルを調達しました)。Crunchbaseによると、同社は総額約9.45億ドル調達し、現在は閉鎖されています。

2011: JD.comシリーズC(15億ドル)

JD.comのシリーズCは、この10年間の中で初めて10億ドル以上の資金調達を実現したことで、2011年においても唯一の10憶ドルの資金調達ラウンドでもあります。また、15億ドルとは同社史上最大の資金調達記録も樹立しました。JD.comはその後株式公開を行いました。2011年においてGrouponがJDの次に、シリーズDで 9億5,000万ドルを調達し、10桁に接近しまた。

2012: GreatPoint Energy Series D(420百万ドル)

Wanxiang Americaが率いるGreatpoint EnergyのシリーズDは、2012年の最大のベンチャーキャピタルラウンドであり、同社のこれまでの最後の資金調達でした。資金調達ラウンドサイズに関しては、2012年にGreatPoint Energyの次にAxel Springer Digital Classifiedの3億1200万ドルのとJD.comの2億5000万ドルのシリーズDが続きました。

2013: PivotalシリーズA(9.46億ドル)

Pivotalは2013年最大のベンチャー資金調達の桂冠を獲得しました。さらに注目すべきなのは、EMCとVMWareをスピンアウトした後のシリーズA向けの10億ドル近くのラウンドでした。同社は公開する前に、さらに7 億5800万ドルの資金調達(シリーズBで1億500万ドル、シリーズCで 6億5,300万ドル)を続けました。今年の初めに、VMWareに買収されました。

2014: UberシリーズD(14億ドル)

Fidelityは、乗用車会社が急速に拡大していた2014年のUberのシリーズDの主な投資家でした。14億ドルは大きな変化の塊ですが、Uberが調達する最大のラウンドではありませんでした。たとえば、同社はシリーズGでサウジアラビアの公共投資基金から35億ドル、2017年さらに流通市場から77億ドル調達しました。

2015: AirbnbシリーズE(15億ドル)

2015年には、消費者ブランドとしてAirbnbがが年間資金調達ラウンドの首位を獲得しました(ただし、Uberには16億ドルの転換社債がありました)。Airbnbの15億ドルのシリーズEは最大のベンチャー資金調達ラウンドでしたが、Uberには10億ドルのシリーズE、10億ドルのシリーズFがあり、LyftやSoFiなどの企業にも10億ドルのベンチャー資金調達ラウンドがありました。

2016年: Didi Chuxing(45億ドル)およびAnt Financial Series B(45億ドル)

2010年代、米国の新興企業の中でも最も注目を集めていたのは乗車企業であり、中国でもそれに劣れることではありませんでした。Didi ChuxingはAnt Financialとそれぞれ45億ドルで年間最大のベンチャー資金調達ラウンドを結びました。その次にきたのは、Uberの35億ドルのシリーズGと中国のMeituan-Dianping の33億ドルでした。

2017: WeWork Series G(44億ドル)

2019年にIPOが失敗する前、WeWorkは新星であり、2019年に世界最大級の資金調達ライトスポットを獲得しました。もちろん、ソフトバンクビジョンファンドはこの取引の主な投資家でした。2017年の最大のベンチャーラウンドであることに加えて、WeWorkのシリーズGは、これまでの同社の最大の資金調達ラウンドでもあります。
WeWorkは、今年上半期に公開を試みる前に、さらに数十億ドルを集めました。

2018: Ant Financial Series C(140億ドル)

Ant Financialはこのリスト上においていくつかの記録を保っています:2018年の最大規模のベンチャー資金調達ラウンド、過去十年間の最大規模のベンチャー資金調達ラウンド($ 14十億!)、複数回の年間最大ラウンドを獲得した唯一の企業でもあります(ディディChuxingは2018年の最大ラウンド)。そしてテマセクホールディングスは、この中国企業のシリーズCをリードし、これは、同社のこれまでの最新の資金調達活動です。

2019: Tenglong Holding GroupシリーズA(37億ドル)

Tenglong Holding Groupは、40億ドル近くのラウンドを発表しました。この休日の週に新たに資金調達の発表がなければ、これは今年最大のベンチャー資金調達額となるでしょう。モルガン・スタンレー・ベンチャー・パートナーズは、この巨大なシリーズAをリードしました。テンロングは今年、数十億ドルの資金を投入した唯一の中国企業ではありませんでした。2019年のトップ3のベンチャーラウンドは、すべて中国に拠点を置く企業向けで、Kuaishou Technologyが2位、ChehaduoとインドのOYOは3位でした)。

振り返った後、先を見る

近年、市場では非常に多くの資本が見られるため、各段階での資金調達ラウンドは規模が拡大しています。2012年のJOBS Actのおかげで、企業はプラ近年来、資金調達のサイズは益々膨らんでいます。2012’s JOBS Actのお陰で、企業はプライベート企業であり続け、資金募集を継続しています。WeWorkのような大失敗により投資家が10億ドルの小切手を切らないようにしない限り、それは来年も続く可能性があります。ただ、もっと多くの企業が10桁以上の数字を獲得できるかどうかは、2020年に残す問題でしょう。

出典:crunchbase news